コンテンツのメディア論 コンテンツの循環とそこから派生するコミュニケーション
発売日:2022年10月
- ページ数
- 236p
- ISBN
- 978-4-7885-1783-7
- 著者情報
- 松本 健太郎(マツモト ケンタロウ)
二松学舎大学文学部教授。専門:映像記号論、デジタルメディア論、観光コミュニケーション論。最近ではデジタル環境下におけるイマジネーションの組成、あるいは、(スマートフォンやそこで駆動するゲームやデジタル地図などを題材としながら)テクノロジーがシミュレートする行為のリアリティについて考えている。また、サンリオ文化とその受容の問題に関心を抱いている
塙 幸枝(バン ユキエ)
成城大学文芸学部専任講師。専門:コミュニケーション学、メディア論。これまでの研究ではメディアの表象分析を中心に、障害者と笑いの関係(なぜ障害者は笑いのジャンルから排除されてきたのか)を考察してきた。最近は「笑いとコンプライアンス」というテーマのもと、笑いをめぐる規範とタブーの問題に取り組んでいる
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商品説明
かつて「コンテンツ」(なかみ)は物理的な「パッケージ」(そとみ)をまとっていたが、それは今やモノではなく情報としてインターネット空間を流通する。コンテンツの循環を支えるテクノロジーと、コンテンツの循環が生成するコミュニケーションを、アイドル、観光、ゲームなどの具体例をとおして説き明かす。
ロラン・バルトは「作品からテクストへ」といったが、今や「テクストからコンテンツへ」といえよう。コンテナ(容れ物)と対で考えられてきたコンテンツは、デジタル革命によりコンテナから離れて情報空間に浮遊する。その実態をメディア論的に解明する。
*コンテンツと呼び変えることで何がどう変わるのかを、スマホ、SNS、ゲームなどとの関わりで具体的に説く。
*サブスクリプション・サービスにより、モノを持つという所有権でなく、データにアクセスする権利が重要になったことなどを取り上げる。
目次
序章 コンテンツとメディアの現代的な関係性を理解するために
第1部 テクノロジーが導くコンテンツの循環(デジタルメディアが運ぶものとは何か―シミュレートされる「メディウム」と「コンテンツ」の輪郭
リモート・コミュニケーションにおける顔と対面性―ビデオ会議システムを介した「見ること/見られること」の変容
アイドルコンテンツ視聴をめぐるスコピック・レジーム―マルチアングル機能とVR機能が見せるもの
メディアと化す旅/コンテンツと化す観光―COVID‐19がもたらした「バーチャル観光」の諸相
ゲームのなかで、人はいかにして「曹操」になるのか―「体験の創出装置」としてのコンピュータゲーム ほか)
第2部 コンテンツが生成するコミュニケーションのネットワーク(アクセシビリティと意味解釈―お笑いコンテンツにおける字幕付与
いかにして子供たちはコンテンツ文化に入っていくのか―YouTube上の幼児向け動画を題材として
アイドル文化をめぐるコンテンツの多層性―「“推し”/私/私たち」の「関係性」がコンテンツ化されるとき
メディアミックス的なネットワークに組み込まれる人びとの身体―サンリオピューロランドにおけるテーマ性/テーマパーク性の流動化
YouTube動画による「旅の体験」の共有―コンテンツ/プラットフォームとしてのその役割 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 新曜社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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