完全犯罪の恋
発売日:2022年11月
- ページ数
- 166p
- ISBN
- 978-4-06-529853-4
- 著者情報
- 田中 慎弥(タナカ シンヤ)
1972年山口県生まれ。山口県立下関中央工業高校卒業。’05年「冷たい水の羊」で第37回新潮新人賞受賞。’08年、「蛹」で第34回川端康成文学賞受賞。同年、「蛹」を収録した作品集『切れた鎖』で第21回三島由紀夫賞受賞。’12年、「共喰い」で第146回(平成23年度下半期)芥川龍之介賞受賞。同作は’13年9月、映画化された。’19年、『ひよこ太陽』で第47回泉鏡花文学賞受賞
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商品説明
芥川賞を受賞し上京したものの、変わらず華やかさのない生活を送る田中。ある日、デパートで若い女性から声を掛けられた。「教えてください。どうして母と別れたんですか」。そうして、高校時代の三角関係を痛みを伴って思い出す日々がはじまる。三十年前の下関と今の東京を往還して描く、著者初の恋愛小説。
「すごい小説を読んでしまった。
私はこの先も、何度も自分の血を辿るように
この作品を読み返すと思う」
――紗倉まな
「人は恋すると、罪を犯す。
運命でも必然でもなく、独りよがりの果てに。
その罪を明かさないのが、何よりの罰」
ーー中江有里
「私の顔、見覚えありませんか」
突然現れたのは、初めて恋仲になった女性の娘だった。
芥川賞を受賞し上京したものの、変わらず華やかさのない生活を送る四十男である「田中」。
編集者と待ち合わせていた新宿で、女子大生とおぼしき若い女性から声を掛けられる。
「教えてください。どうして母と別れたんですか」
下関の高校で、自分ほど読書をする人間はいないと思っていた。
その自意識をあっさり打ち破った才女・真木山緑に、田中は恋をした。
ドストエフスキー、川端康成、三島由紀夫……。
本の話を重ねながら進んでいく関係に夢中になった田中だったが……。
芥川賞受賞後ますます飛躍する田中慎弥が、過去と現在、下関と東京を往還しながら描く、初の恋愛小説。
商品詳細
- シリーズ名
- 講談社文庫 た122-2
- 出版社名
- 講談社
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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