福島原発事故被災者苦難と希望の人類学 分断と対立を乗り越えるために

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ページ数
415p
ISBN
978-4-7503-5469-9
著者情報
辻内 琢也(ツジウチ タクヤ)(Gill,Thomas Paramor)
愛知県生まれ。幼少期をアパルトヘイト下の南アフリカ共和国で過ごす。早稲田大学人間科学学術院教授、早稲田大学災害復興医療人類学研究所所長。博士(医学)東京大学。浜松医科大学医学部卒業、東京大学大学院医学系研究科博士課程ストレス防御心身医学修了、千葉大学大学院社会文化科学研究科文化人類学満期退学。ハーバード大学難民トラウマ研究所(Harvard Program in Refugee Trauma:HPRT)客員研究員等を経て現職。専門は医療人類学、文化人類学。医師、日本心身医学会認定専門医、日本医師会認定産業医

ギル,トム(ギル,トム)
英国ポーツマス生まれ、オックスフォード育ち。明治学院大学国際学部教授。ロンドン大学(LSE)博士(社会人類学)。ケンブリッジ大学(英文学)卒業、ロンドン大学政治経済学院修士課程、ロンドン大学政治経済学院博士課程修了。京都文教大学人間学部文化人類学科、東京大学社会科学研究所を経て現職。専門は社会人類学。日本のドヤ街、ホームレス、賭博者の研究を経て、2011年の東日本大震災をきっかけに福島研究を始める

¥4,950 税込

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商品説明

事故から11年。人間が引き起こした災害は戦後最大の「国内避難民」を生み、人々の生活に深い分断と苦悩をもたらし続けている。圧倒的暴力を前に我々は希望を見出すことができるのか。国内外の人類学者らが当事者とともに、隠蔽された社会構造を読み解く。

目次

イントロダクション―分断と対立の根底にある問題群
第1章 慢性状態の急性増悪―原発事故被害者に対する構造的暴力の解明
第2章 突然の追放、突然の富、そして妬みと差別―福島県飯舘村長泥・強制避難者の苦難
第3章 閉ざされたドア―東京・高層マンションにおける避難者コミュニティの苦闘
第4章 日常の苦境、模索する希望―「強制避難」単身女性たちの暮らし
第5章 福島から自主避難した母親たちのディレンマ―家族と社会を尊重しながら、どう放射能から子どもを守るか
第6章 草の根からの「市民」と、国や東電が構築する「市民」―ゆらぐ「市民性」に対峙する市民放射能測定所
第7章 住宅支援打ち切りへの抗議―自主避難者による抗議運動の成否を分けた六つの要因
第8章 自主避難者が帰るとき―放射線防護対策と社会的適切性の狭間で
第9章 「大熊町の私」から「私の中の大熊町」へ―ふるさとの構造的な喪失と希望の物語の生成
第10章 分断と対立を乗り越えるために―当時小学生だった若者たちとの対話から
エピローグ―苦難と希望の人類学

商品詳細

出版社名
明石書店
サイズ
22cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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