インド密教史
発売日:2022年10月
- ページ数
- 292,8p
- ISBN
- 978-4-393-13458-0
- 著者情報
- 田中 公明(タナカ キミアキ)
1955年、福岡県生まれ。1979年、東京大学文学部卒。同大学大学院、文学部助手(文化交流)を経て、(財)東方研究会専任研究員。2014年、公益財団化にともない(公財)中村元東方研究所専任研究員となる。2008年、文学博士(東京大学)。ネパール(1988‐1989)、英国オックスフォード大学留学(1993)各1回。現在、東方学院講師、東洋大学大学院講師、高野山大学客員教授(通信制)「いずれも非常勤」、富山県南礪市利賀村「瞑想の郷」主任学芸員、チベット文化研究会副会長
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商品説明
インド密教の歴史が一冊で学べる!5〜7世紀の興起より、日本でもなじみの深い中期の『大日経』『金剛頂経』『理趣経』の展開から、チベットにも影響を与えた後期の母タントラや『時輪タントラ』までの通史をコンパクトにまとめた画期的著作。
文献資料に加え、最新の考古学的知見を取り入れ、インド密教の原初形態が現れてから、『大日経』『金剛頂経』の成立を経て、チベット・ネパール密教の源流であるインド後期密教に至るまで、その歴史的展開を一冊でたどれる格好の概説書。
目次
第一章 はじめに
1 本書の目指すもの
2 インド密教の研究史
3 本書刊行の意義
第二章 インド石窟寺院に見られる密教的要素について
1 密教成立の時代的背景
2 主要な仏教遺跡の年代
3 三尊像から三部へ
4 三部から胎蔵曼荼羅へ
5 観音三尊から蓮華部へ
6 八大菩薩と胎蔵曼荼羅
7 本章のまとめ
第三章 初期密教経典の成立
1 文献の成立年代
2 初期密教経典とは何か?
3 陀羅尼経典の成立
4 真言・陀羅尼の尊格化
5 大規模な密教経典の成立
6 本章のまとめ
第四章 『大日経』の先行経典
1 はじめに
2 『蘇悉地羯羅経』
3 『??耶経』
4 『三三昧耶タントラ』と遍知印
5 四方四仏から胎蔵五仏へ
6 『金剛手灌頂タントラ』
7 八大菩薩と胎蔵曼荼羅
8 本章のまとめ
第五章 オリッサの密教美術
1 オリッサの歴史
2 ラリタギリ
3 ウダヤギリ
4 ラトナギリ
5 その他の遺跡
6 本章のまとめ
第六章 『大日経』の成立
1 『大日経』の成立過程
2 『大日経』の原典と成立地
3 『不空羂索神変真言経』と『大日経』
4 『大日経』が後世に与えた影響
5 チベットにおける『大日経』系の密教
6 本章のまとめ
第七章 南天鉄塔の謎
1 『金剛頂経』と金剛界曼荼羅
2 金剛界曼荼羅のシステム
3 龍猛と南天鉄塔
4 アマラーヴァティーの大塔
5 本章のまとめ
第八章 『理趣経』と『理趣広経』
1 はじめに
2 『理趣経』の成立
3 理趣会と十七尊曼荼羅
4 教理命題の尊格化
5 『理趣広経』とは何か?
6 本章のまとめ
第九章 『初会金剛頂経』の構成
1 はじめに
2 『初会金剛頂経』の構成
3 『初会金剛頂経』の成立年代
4 『初会金剛頂経』の成仏論
5 先行する初中期密教の要素の体系化
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 春秋社
- サイズ
- 20cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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