近代史の教訓 幕末・明治のリーダーと「日本のこころ」

中西輝政/著

発売日:2022年10月

  • 近代史の教訓 幕末・明治のリーダーと「日本のこころ」
  • 近代史の教訓 幕末・明治のリーダーと「日本のこころ」
ページ数
261p
ISBN
978-4-569-90264-7
著者情報
中西 輝政(ナカニシ テルマサ)
1947年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。ケンブリッジ大学大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。2012年に退官し、京都大学名誉教授。専門は国際政治学、国際関係史、文明史。1997年『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)で第51回毎日出版文化賞・第6回山本七平賞を受賞、2002年正論大賞を受賞

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商品説明

日本近代史の本質とは何か、「明治」という時代を読み直す。今の政治指導者たちと何が違うのか。

われわれが歴史を読むとき、一番大切な着眼点は、「歴史を動かすもの」は、物質なのか、それとも人間の精神なのか、という問題意識だと私は思います。そして日本の近代史とくに「明治」を考えるとき、これこそ最も重要な視点ではないかと思うのです。(「最終章」より)
著者は、日本近代史において明治という時代が「輝かしい」のは、いち早く西洋の合理主義、技術をわがものにし、日清、日露という大戦争に勝ち抜いて列強に肩を並べたからでなく、西洋文明の奔流にさらされる中で、本来の「日本のこころ」のあり方をつねに見つめ、「誠」を貫くことこそ、自らの持てる力を十分に発揮しうる道であり、それこそが己の生きる道だと信じた人間がリーダーたちだけでなく、庶民の間でも、次から次へと多数現われた時代だったところにあるという。本書にはそうした国際政治学者だからこそ見えてくる、日本の歴史を読み直す視点が、幕末・明治期を代表するリーダーを取り上げるなかで随所に提示されている。

目次

人間を中心に歴史をつかむ
吉田松陰―この国の未来を守るための戦略
岩倉具視と大久保利通―近代日本を生み出すための謀略
伊藤博文(前編)―現代の霞が関が模範とすべき「明治の官僚」
伊藤博文(後編)―世界に恥じない近代立憲国家をめざして
明治の三太郎―日露戦争に挑んだ近代日本の「長男」たち
桂太郎(前編)―近代軍制を確立し、日清戦争に挑んだ軍官僚
桂太郎(後編)―「ニコポン宰相」がめざしたイギリス流二大政党制
児玉源太郎(前編)―軍人の枠を超えた政治的手腕の冴え
児玉源太郎(後編)―日露戦争勝利を導いた男のもう一つの戦い
小村寿太郎(前編)―日英同盟を締結させた気力と胆力
小村寿太郎(後編)―日本の勝利を決めたポーツマスでの粘りの交渉
乃木希典(前編)―松陰の志を継ぐ宿命を己に課して
乃木希典(後編)―自らの死で示した日本人への警鐘
日本近代史の本質とは何か―おわりにかえて

商品詳細

シリーズ名
PHP文庫 な38-6
出版社名
PHP研究所
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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