学年誌の表紙画家・玉井力三の世界

  • 学年誌の表紙画家・玉井力三の世界
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ページ数
98p
ISBN
978-4-09-682412-2
著者情報
玉井 力三(タマイ リキゾウ)
明治41年(1908年)新潟県柿崎村(現・上越市柿崎区)生まれ。昭和3年より「太平洋画会」にて中村不折に師事。同会講師を経て、満州国新京美術院助教授。戦後は洋画家として「示現会」に所属。人物画を得意とし、小学館ほかの学習雑誌で25年にわたって表紙画を描き続けた。昭和57年(1982)没

山下 裕二(ヤマシタ ユウジ)
昭和33年(1958)広島県生まれ。美術史家。明治学院大学文学部芸術学科教授。日本美術応援団団長として講演、展覧会プロデュースなど幅広く活動。『日本美術全集』(小学館)編集委員

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商品説明

原画245点収録!

学年誌誕生100年・初の表紙画集

100年前、世界的にもユニークな出版文化「学年誌」が誕生しました。
その表紙画を、約四半世紀にわたって最も多く描いた洋画家が玉井力三です。
男の子と女の子が笑顔で並んでいるあのイメージは、大正〜昭和初期の児童文化の中で発達。玉井が活躍した昭和の高度成長期に、爆発的な部数で書店に並び、私たちの記憶に強い印象を刻みました。
美術史家の山下裕二教授は、その緻密かつ不思議な明るさをもつ独特の魅力を、「これぞ“商業美術家の逆襲”!」と絶賛。
玉井が表紙画を描いた昭和30〜40年代には、新しい児童文化が一斉に花開きました。学年誌の表紙は、そうした時代を映してきた鏡でもあります。
表紙に描かれた時代の象徴には次のようなものがあります。
東京オリンピック/大阪万国博覧会/アポロロケット/新幹線/ジャンボジェット機/長嶋選手/オバケのQ太郎/ウルトラマン/パーマン/ドラえもん/トランシーバー/8ミリカメラ/自転車…
玉井力三が描く表紙の子どもたちはみな笑っています。それは、かつて子供だった私たち自身の笑顔です。
とにかく前向きで明るかったあの時代の勢いと笑顔から、誰もが元気をもらえる一冊です。

【編集担当からのおすすめ情報】
数々の埋もれた名画や知られざる天才画家を見出し、いくつもの大ブームを起こしてきた、美術史家の山下裕二・明治学院大学教授が、いま大注目の表紙画家・玉井力三。名前は知らなくても、その絵はどこかで見たことがあるはずです。
本書は、この玉井力三、初の本格的展覧会「学年誌100年と玉井力三-描かれた昭和のこども-」に合わせて刊行される表紙原画集であり、また、戦前から活躍した洋画家としての知られざる画業を、まさに初めて紹介する、美術史上の画期的な一冊です。
ほとんどが空襲で焼失した戦前の作品のなかで唯一残る、歴史的価値の高い『三笠艦橋の図』ほかの絵画作品も収録。中村不折に師事したこと以外、ほとんど知られてこなかった足跡を、肉親の証言や美術史資料、図版とともにたどります。
また、小学館100年の歴史を振り返る、元小学館編集者であり、児童文化評論家・野上暁の解説も必見。学年誌100年の歴史のなかでの、玉井力三の存在を、児童出版文化史の中に位置づけます。
装丁・ブックデザインは、学年誌蒐集家でもある祖父江慎。展覧会のアートディレクションも務め、玉井力三の魅力をこの一冊に凝縮します。

商品詳細

出版社名
小学館
サイズ
26cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

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