黒化する世界 民主主義は生き残れるのか?
発売日:2022年9月
- ページ数
- 295p
- ISBN
- 978-4-594-09162-0
- 著者情報
- 北野 幸伯(キタノ ヨシノリ)
国際関係アナリスト。1970年生まれ。19歳でモスクワに留学。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を、日本人として初めて卒業(政治学修士)。メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。アメリカや日本のメディアとは異なる視点から発信される情報は、高く評価されている。2018年、日本に帰国
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商品説明
プーチンのウクライナ侵攻、習近平の拡張主義の内在的論理を抉る!「赤化(=共産主義)」終焉後、「黒化(=独裁主義)」はいかにして台頭したのか。そして現下の独裁主義興隆の実態、とくに典型的な「黒国家」である中国とロシアの実像、アメリカを代表とする民主主義陣営の黒国家への対処を考察し、日本の行くべき道を検証していく。
"急速に黒化(独裁化)する世界。
日本の民主主義は、生き残ることができるのか?
戦後、自由民主主義勢力は、「赤化」(共産化)の恐怖に怯えていました。
東欧、中国、北朝鮮、東南アジア、中南米、アフリカ、赤化勢力は、世界に広がっていたのです。しかし、1991年12月、赤化勢力の""ラスボス""ソ連が崩壊。「ついに自由民主主義の時代が来た!」と、西側世界の人々は歓喜しました。
ソ連が消滅し、「アメリカ一極時代」が到来します。
ところが、これで戦いは終わりませんでした。
西欧はEU拡大により、ソ連崩壊によって解放された東欧を吸収。
欧州共通通貨ユーロを基軸通貨化することで、アメリカからの覇権奪回を目論みます。
KGB出身のプーチンによって復活した新生ロシアは、旧ソ連圏の覇権をかけた戦いを開始。
そして、リーマンショックから起こった「100年に1度の大不況」。
アメリカ一極時代は、わずか16年で終焉したのです。
新たに「米中二極時代」が始まりました。
中国は、世界的大不況の最中にあっても9〜10%の成長をつづけ、求心力を急速に強めていきます。
2015年、中国が創設した国際金融機関AIIBには、57か国が参加。(現在は100か国)その中には、イギリス、フランス、ドイツ、イスラエル、オーストラリアなど、アメリカの制止を振り切って参加した「親米諸国群」の姿もあったのです。
そして、「連鎖黒化現象」がはじまりました。
香港、ロシア、ベラルーシ、ミャンマー、アフガニスタンで。
「赤化」は共産主義化ですが、「黒化」は独裁化です。
中国とロシアがそろって「黒化」したことで、独裁勢力はユーラシア大陸の大部分を占めるようになりました。
そして、ベラルーシはロシアに接し、ミャンマー、アフガニスタンは中国に接している。
世界に巨大な黒化勢力が出現したのです。
黒化する世界を、民主主義(白化)勢力は、止めることができるのでしょうか?
それとも、世界は、すべて黒く染められてしまう運命なのでしょうか?"
目次
第1章 前黒化時代(覇権争奪戦とバランス・オブ・パワー
アメリカ対欧州の時代(1992年〜2003年) ほか)
第2章 連鎖黒化(香港―連鎖黒化のはじまり
ベラルーシの乱 ほか)
第3章 白の逆襲(香港問題で変わるイギリス
香港問題で復活する米英同盟 ほか)
第4章 黒VS白の戦争(プーチン怒りの根源
なぜ2021年11月に大軍を集結させたのか? ほか)
第5章 黒化勢力の「核」中国の未来(ウクライナ戦争の負け組、勝ち組
ウクライ戦争、最大の勝者は中国 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 育鵬社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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