21.5世紀の社会と空間のデザイン 変容するビルディングタイプ
発売日:2022年9月
- ページ数
- 254p
- ISBN
- 978-4-416-52101-4
- 著者情報
- 中村 陽一(ナカムラ ヨウイチ)
立教大学名誉教授、一般社団法人社会デザイン・ビジネスラボ代表理事、社会デザイン学会会長、青森中央学院大学特任教授。編集者、消費社会研究センター代表、東京大学客員助教授、都留文科大学教授、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・法学部教授、社会デザイン研究所所長等を経て現職。80年代半ばより市民活動・NPO/NGOの実践的研究、基盤整備、政策提言に取り組む
〓宮 知数(タカミヤ トモカズ)
プロジェクトデザイナー/マーケティングプロデューサー。立教大学社会デザイン研究所研究員。立教大学21世紀社会デザイン研究科兼任講師。東日本国際大学地域振興戦略研究所客員教授。座・高円寺劇場創造アカデミー講師。株式会社ファイブ・ミニッツ代表。社会デザイン学会理事。NPO法人文化の居場所研究所共同代表
五十嵐 太郎(イガラシ タロウ)
1967年生まれ。建築史・建築批評家。1992年東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学大学院教授。あいちトリエンナーレ2013芸術監督、第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナーを務める。「インポッシブル・アーキテクチャー」などの展覧会を監修。第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞
槻橋 修(ツキハシ オサム)
1968年富山県生まれ。1991年京都大学建築学科卒業。1998年東京大学大学院建築学専攻博士課程退学。同年、東京大学生産技術研究所助手。2002年ティーハウス建築設計事務所設立。2003年〜09年東北工業大学建築学科講師。2009年神戸大学大学院准教授。2022年より神戸大学減災デザインセンター・センター長。博士(工学)
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商品説明
「百年、千年単位で考える公共圏のための空間」をはじめ考古、建築、都市、舞台芸術、社会デザイン等、20名の論客たちが提示する社会と空間デザインの見取り図。
激動の予感に満ちた21世紀中葉(21.5世紀)に向けて、考古、建築、舞台芸術、社会デザイン等20名の論客たちが提示する社会と空間の見取り図。佐藤信と伊東豊雄の特別対談では、百年、千年単位で考える公共圏のための空間を明らかにする。
アメリカ同時多発テロで幕を開けた21世紀は、激動の予感から始まった。そして現在、世界は新型コロナウイルスによるパンデミックという未曽有の危機に直面し、その予感が実感として目前に迫る。コロナ禍によって、経済活動、公衆衛生、そしてライフスタイルに至るまで様々な変容が余儀なくされたが、それは果たして「ニューノーマル」として定着するのか? それともコロナ以前へと回帰していくのか? 本書は、21世紀の折り返し地点、いわば「21.5世紀」に向けて変容し続ける私たちの生活、街、そして社会のあり方について多角的な視点から考察を重ねた。
本書では、多くの人が日常的に親しんでいる住宅やオフィスなどの建築、そして劇場という施設=空間を、ビルディングタイプというその使い方やしつらえから多面的に眺めた。そして、社会とともに変化してゆくこれからの建築や空間における重要かつ注目すべき点を、百年、千年単位で考える公共圏のための空間をはじめ、社会デザイン、考古、建築、舞台芸術等、20名の論客たちが鮮やかに示した。
これは、前著『ビルディングタイプ学入門―新しい空間と社会のデザインがわかる』(誠文堂新光社、2020)企画時点から編者たちが抱いていた問題意識でもあった。「短期的な変化」ではなく、「中長期的な社会の変容によるものである」という点から、前著では、主要なビルディングタイプの起源や変遷を丁寧に追いかけ、現在抱える課題や先進事例を紹介することで、ビルディングタイプの変容までを紹介した。しかしその分、読者層を狭めたきらいがあったことは否めない。
その点を受け、本書では、コロナ禍で見直された人と人との距離感や空間コントロールに対する意識の変容は、社会そして空間という概念をどのように変化させるのかという問いと、その変化との立ち向かい方のヒントを指し示す。具体的には、コロナ禍を挟んで編者・著者が学生たちと取り組んできた、街づくりやポストコロナ空間の設計競技の紹介とともに、それらの取り組みによって明らかになった、これからのリアル/デジタル両方の社会と空間におけるキーワードである「公共性」についての考察である。それは決して、コロナ禍による一時的、一過性のものではない、都市誕生以来の歴史や文化も踏まえた、説得力のある応えである。今、そしてこれからを生きる人々の期待に応える一冊となる。
■目次
第1部 日常から積み重ねるデザインアプローチ
第2部 公共圏のための空間──百年、千年単位で考える
キーノートセッション対論 佐藤信+伊東豊雄
1.広場――公共圏としてのオープンスペース
2.劇場――文化芸術の居場所というビルディングタイプの行方
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目次
総論 ビルディングタイプと社会デザインはどこへ向かうのか(21.5世紀の社会と空間のデザインへ向けて―文明社会の危機管理と木の葉のざわめきを意識しつつ
ビルディングタイプのゆくえを考える ほか)
第1部 日常から積み重ねるデザインアプローチ(プレイスメイキングの現場で生まれるささやかな気づき
タクティカルアプローチが21.5世紀のビルディングタイプを拓く)
第2部 公共圏のための空間―百年、千年単位で考える(キーノートセッション対論 佐藤信+伊東豊雄
広場―公共圏としてのオープンスペース
劇場―文化芸術の居場所というビルディングタイプの行方)
おわりに 21.5世紀の社会と空間デザインのために
商品詳細
- 出版社名
- 誠文堂新光社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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