歌について 啄木と茂吉をめぐるノート
発売日:2022年6月
- ページ数
- 189p
- ISBN
- 978-4-7837-3827-5
- 著者情報
- 倉橋 健一(クラハシ ケンイチ)
1934年、京都市生まれ。60年、「山河」同人。以後大阪に留まって表現活動を続ける。70年、「犯罪」を編集。72年、「白鯨」創刊同人。「火牛」を経て現在は「イリプス」同人。詩集に『倉橋健一詩集』『凶絵日』『寒い朝』『暗いエリナ』『藻の未来』『現代詩文庫・倉橋健一詩集』『異刻抄』『化身』(第31回地球賞)『唐辛子になった赤ん坊』『失せる故郷』(第55回歴程賞)『無限抱擁』(第40回現代詩人賞)など
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商品説明
文学的挫折をへて『一握の砂』を刊行、揺れる時代を鋭敏な感性で切り拓きつつも夭折した石川啄木。「アララギ」の師・伊藤左千夫との対立のなかで自らの歌と歌論を磨き上げ、『赤光』に至る斎藤茂吉。二人の若き歌人の、ときにすれ違い、ときに重なる足跡を辿り、近代短歌の結節点をとらえなおす交差的批評。
転形期を読む
私はこのふたりのうら若き歌人を、一方から一方へと見るのでなく、一方に加担するのでもなく、その折々を、どこまでも平衡感覚のなかで眺めることで、私なりに明治末期という転形期の時代相をとらえてみたいと思った。
(「私にとって歌とは何か」)
文学的挫折をへて『一握の砂』を刊行、揺れる時代を鋭敏な感性で切り拓きつつも夭折した石川啄木。「アララギ」の師・伊藤左千夫との対立のなかで自らの歌と歌論を磨き上げ、『赤光』に至る斎藤茂吉。二人の若き歌人の、ときにすれ違い、ときに重なる足跡を辿り、近代短歌の結節点をとらえなおす交差的批評。装幀=高林昭太
目次
1 茂吉の出立
2 『赤光』以前
3 縮みと集中・余話
4 茂吉の目
5 啄木と自然主義
6 初期茂吉の歌論
7 啄木の謎
8 左千夫と茂吉
9 若いアララギ
10 茂吉のかたち
11 啄木の内部急迫(drang)
12 茂吉の内部急迫(drang)
私にとって歌とは何か あとがきにかえて
商品詳細
- 出版社名
- 思潮社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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