平将門と藤原純友 天慶の乱,草創期武士の悲痛な叫び
発売日:2022年8月
- ページ数
- 108p
- ISBN
- 978-4-634-54817-6
- 著者情報
- 下向井 龍彦(シモムカイ タツヒコ)
1952年生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程国史学専攻単位修得退学。専攻、日本古代史(奈良・平安時代史)。現在、広島大学名誉教授
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商品説明
平将門と藤原純友の反乱は「承平・天慶の乱」といわれてきましたが、近年では教科書も「天慶の乱」と表記しています。なぜでしょう。承平年間、将門は坂東の平和維持のために貢献しており、純友は瀬戸内海の海賊平定の実質的な最高殊勲者だったからです。そのような草創期の二人の英雄的武士が、どうして天慶二(九三九)年冬、反乱に踏み切ったのでしょうか。その真相に政治史・軍事史の視点から迫っていきましょう。
平将門と藤原純友の反乱は、武士が王朝国家の軍事力として活躍する新しい時代の幕開けとなった。二人は国家に何を望んだのか、乱はどのように展開したのか、時代の中に位置づけながら読み解いていく。
目次
1寛平・延喜の国制改革と東国の乱
9世紀末の危機/寛平・延喜の国制改革/東国の乱と軍制改革/武士第1号
2ヴェールにつつまれた前半生
純友:摂関家傍流の没落貴族/将門:天の与えたるところ,すでに武芸にあり
3承平年間の将門――叔父たちとの私闘
私闘の始まり/良兼との対決/良兼「追捕官符」―将門,政府軍となる/武蔵国問題への介入/謀反か?誣告か?
4承平年間の純友――南海賊平定の殊勲者
純友は海賊ではなかった/承平南海賊の実態/承平南海賊平定の最高殊勲者/承平南海賊平定後の純友と淑人
5天慶の乱の勃発――939年冬
将門蜂起――常陸国庁占拠・受領拉致/将門,坂東占領/純友蜂起――摂津国須岐駅事件/政府の初期対応
6天慶の乱の展開
将門の最期/純友,束の間の栄光――5位叙爵/備前の乱と讃岐の乱/純友の誤算/純友の逆襲/純友,最後の賭け
商品詳細
- シリーズ名
- 日本史リブレット人 017
- 出版社名
- 山川出版社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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