精神科看護 2022-7「隔離・身体拘束について話そう」
発売日:2022年6月
- 巻の書名
- 隔離・身体拘束について話そう
- ページ数
- 78p
- ISBN
- 978-4-86294-264-7
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商品説明
特集◆隔離・身体拘束について話そう
精神科病院に入院していた大畠一也さん(当時40歳)が身体拘束を受けて肺動脈血栓塞栓症を発症し,その後死亡したことを巡って争われた裁判では,身体拘束は違法と判断した2審の判決が最高裁にて確定した。この裁判は,国内外の多くのメディアで取り上げられた。本特集ではまずこの裁判に深くかかわる長谷川利夫氏(杏林大学)との対話を通じて,隔離・身体拘束を限りなくゼロにする方略を検討する。この座談会で冒頭にて長谷川氏より述べられている「精神科医療における諸問題をオープンに話しあう,あらたなステージに来ていると感じています」との言葉をどう受け止めるか。
もう1つの座談会では,行動制限最小化に向けて「いま」できることについて意見交換をしていただいた。行動制限にかかわる課題を一気に解決するような手立てはなく,座談会での発言にもあるように,結局はシンプルなところに立ち戻るのだろう。つまり「患者さんはどのような人か時間をとって話をしてみる」,そのことから常にスタートするべきなのだろう。
最後は,認知症治療病棟における身体拘束ゼロまでの道筋を,当該病棟の看護師長と看護部長に振り返っていただいた。この取り組みの成功の背景要因は何か。そこには強いリーダーシップや「患者さん本位」という病院の文化的ベース,そして諦めない強い信念があった。
目次
特集◆隔離・身体拘束について話そう
【座談会1】隔離・身体拘束についていま語りあうべきこと
―最高裁判決を受けての対話
木下孝一(行動制限最小化研究会 代表)
長谷川利夫(杏林大学保健学部 教授)
辻脇邦彦(東都大学ヒューマンケア学部看護学科 教授)
下里誠二(信州大学医学部保健学科 教授)
浅川佳則(医療法人長尾会ねや川サナトリウム 看護部長/精神科認定看護師)
【座談会2】行動制限最小化
―看護師がいまからできること
木下孝一(行動制限最小化研究会 代表)
須田幸治(医療法人松崎病院豊橋こころのケアセンター 副看護部長/精神科認定看護師)
貝田博之(訪問看護ステーション和来あま 管理者/精神科認定看護師)
田辺友也(特定非営利活動法人精神医療サポートセンター訪問看護ステーションいしずえ 代表理事/精神科認定看護師/精神看護専門看護師)
服部朝代(地方独立行政法人岡山県精神科医療センター 精神科認定看護師)
木挽秀夫(中部学院大学看護リハビリテーション学部看護学科 専任講師)
認知症治療病棟における身体拘束ゼロへの道筋
―秦野厚生病院の取り組み
山武夕子(医療法人社団厚仁会秦野厚生病院 看護師長/認知症看護認定看護師)
西 典子(同 看護部長/精神看護専門看護師)
ANGLE
もっと外来看護に注目を!(その4)
―精神科外来看護の課題と将来
北 恵都子(岐阜協立大学看護学部 講師)
特別記事
うまくできれば,楽になる! 目からウロコの排泄ケア3
―排泄ケアを通じた組織改革のために
石井さや香(ユニ・チャーム メンリッケ株式会社 TENAアドバイザー)
REPORT
トラウマインフォームドな社会を実現するために
―実践の拡がりを概観する
一ノ山隆司(金城大学看護学部・公衆衛生看護学専攻科 学部長・専攻科長/教授)
境 美砂子(金城大学看護学部 講師)
千 英樹(富山福祉短期大学看護学科 准教授)
研究報告
保護室看護において複数対応を遵守できない要因
―アンケー ほか
商品詳細
- 出版社名
- 精神看護出版
- サイズ
- 26cm
- フォーマット
- 単行本
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