アクターネットワーク理論入門 「モノ」であふれる世界の記述法
栗原亘/編著 伊藤嘉高/著 森下翔/著 金信行/著 小川湧司/著
発売日:2022年6月
- ページ数
- 251p
- ISBN
- 978-4-7795-1671-9
- 著者情報
- 栗原 亘(クリハラ ワタル)
高千穂大学人間科学部准教授
伊藤 嘉高(イトウ ヒロタカ)
新潟大学人文学部准教授
森下 翔(モリシタ ショウ)
大阪大学社会技術共創研究センター特任研究員
金 信行(キム ノブユキ)
東京大学大学院学際情報学府社会情報学コース
小川 湧司(オガワ ユウジ)
一橋大学大学院社会学研究科(博士前期課程)修了
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商品説明
社会学や人類学はもとより、経営学、経済学、政治学から科学技術社会論などに至る広範な分野において参照されているANT。その活動をフラットな観点からの記述を通して、人間だけではなく、人間以外の多種多様な存在が果たしている役割を正当に評価することを目指す動的な運動体として捉え、基礎的な事項を踏まえ、コンパクトに解説するとともに、その多岐にわたる主要な成果と展開をテーマごとに紹介しながら全体像の描写を試みた画期的入門書!
アクターネットワーク理論(ANT)とは何か?
なぜ注目されているのか?
ミッシェル・カロン、ジョン・ロー、そして、
ブリュノ・ラトゥールたちは何をしようとしてきたのか?
社会学や人類学はもとより、経営学、経済学、政治学から科学技術社会論などに至る広範な分野において参照されているANT。その活動をフラットな観点からの記述を通して、人間だけではなく、人間以外の多種多様な存在が果たしている役割を正当に評価することを目指す動的な運動体として捉え、基礎的な事項を踏まえ、コンパクトに解説するとともに、その多岐にわたる主要な成果と展開をテーマごとに紹介しながら全体像の描写を試みた画期的入門書!
ここで注意が必要なことがある。それは、ANTが、その名に「理論(theory)」を使用しているにもかかわらず、厳密には、完成された一つの体系としての理論ないし方法論のようなものではないということである。[…略…]では、いったい、ANTとは何なのか。ANTとは、いわば人間以外のさまざまな要素が果たす役割を十全に把握しようとする一連の実験的な記述の集積である。もっといえば、ANTとは、そうした一連の実験的記述の集積を生み出す「運動体」なのである。(「はじめに」より)
著者紹介 *は編著者
栗原 亘(くりはら わたる)*
高千穂大学 人間科学部 准教授
担当:第1章,第2章,第8章,第12章,コラム1,コラム2
伊藤嘉高(いとう ひろたか)
新潟大学 人文学部 准教授
担当:第3章,第7章,第9章,コラム4
森下 翔(もりした しょう)
大阪大学 社会技術共創研究センター 特任研究員
担当:第4章,第11章
金 信行(きむ のぶゆき)
東京大学大学院 学際情報学府社会情報学コース
担当:第5章,第6章,コラム2
小川湧司(おがわ ゆうじ)
一橋大学大学院 社会学研究科(博士前期課程)修了
担当:第10章,コラム3
目次
はじめに
重要語句の道案内
第1部 基礎編
01 ANT成立の時代背景と人文学・社会科学における
「人間以外」への関心の高まり(栗原 亘)
1 問題設定
2 自然科学および科学技術への関心の高まり
3 人文学・社会科学内における動向
4 エコロジーへの関心の高まり
5 「環境問題」とエコロジー運動および人文学・社会科学における動向
6 まとめ
02 ANT略史
その成立と展開および批判に関する見取り図(栗原 亘)
1 本章の位置づけ
2 サイエンス・スタディーズ
3 プロトANTからANT成立まで
4 初期ANTへの批判
5 ANTの展開
03 ANTの基本概念をたどる
記号論という「道具箱」を調査に持参する(伊藤嘉高)
1 はじめに:ANTの基本概念の出自をたどる
2 パリ学派記号論+エスノメソドロジー=ANT
3 アクターとアクタン:テクストによる報告の構成要素
4 強度の試験:「強く」実在するアクターの誕生
5 内向推移/外向推移:参照フレームの移行
6 循環する指示,不変の可動物:物質と記号の果てしない指示の連鎖
7 科学としてのANTの意義:中間項を媒介子にして,組み直す
コラム1 ANTの「同盟者」たち:そこに「源泉」は存在するのか?(栗原 亘)
第2部 実践編
04 ANTと科学
史料分析と参与観察に基づく科学観・科学者観の更新(森下 翔)
1 論争する科学者たち:ANT前史
2 「翻訳」する科学者たち:カロンによる科学記述
3 『戦争と平和』と科学の過程:ラトゥールによる科学記述
4 非人間の働きかけ
5 構築とはなにか
6 「標準的科学観」とANT:現代の科学実践の「ANT的」分析にむけて
05 ANTと技術
技術の開発と活用過程における人間と非人間のダイナミクス(金 信行)
1 はじめに
2 技術の社会構築主義的研究
3 B. ラトゥール「ハイテクのエスノグラフィ」
4 H. ミアレ『ホー
商品詳細
- 出版社名
- ナカニシヤ出版
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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