儀式をゲーム理論で考える 協調問題、共通知識とは
発売日:2022年6月
- ページ数
- 155,20p
- ISBN
- 978-4-622-09051-9
- 著者情報
- チェ,マイケル・S‐Y.(チェ,マイケルSY.)(Chwe,Michael Suk‐Young)
シカゴ大学、ニューヨーク大学、ユタ大学などの勤務を経て、現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校政治学部教授、政治学部学部長。The American Journal of SociologyとThe Journal of Economic Behavior and Organizationのアソシエイト・エディターを務める
安田 雪(ヤスダ ユキ)
東京生まれ。1986年国際基督教大学卒業。1993年コロンビア大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。立教大学社会学部、東京大学大学院ものづくり経営研究センター特任准教授などを経て、関西大学社会学部教授。カリフォルニア大学予防医学部客員研究員(2019‐2020)。シカゴ大学ブース・ビジネススクールの聴講などの経験を通し、一貫してネットワーク分析に従事
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商品説明
他の人々の知識についての知識が、集団の行動に参加したいと思う要因となる。その仕組みについて、国王の行進、円形構造の市議会会議場、映画『波止場』のシーン、スーパーボールで流される広告ほかの、文化・社会現象を、ゲーム理論の「協調問題」と「共通知識」を応用して解き明かす。共通知識が安易に生成される、昨今のSNS時代にも通ずる課題の本質とは?2001年に先取りで考察していた本書を、新たに「序文」「あとがき」を加えて刊行する。
「公共的儀式は、共通知識を生み出す社会的行為だと理解できる。たとえば公共的な式典は、社会的統合と既存の権威体系を維持するのに役立つ。公共的な決起集会やデモも、政治的・社会的変革にとってきわめて重要である。社会的統合も政治的変革も、共に協調問題として理解することができる。現在の権威やシステムであれ反体制のそれであれ、他の人々が支持すればするほど、私もそれらを支持しがちである。公共的儀式、決起集会や式典は、こういう不可欠の共通知識を作り出す。公共的儀式は、単に情報の中心から個別の聴衆へのメッセージの伝達ではない。それは同時に、聴衆に他の聴衆が何を知っているかを知らせるのである」
(「まえがき」より)
他の人々の知識についての知識が、集団の行動に参加したいと思う要因となる。その仕組みについて、国王の行進、円形構造の市議会会議場、映画『波止場』のシーン、スーパーボウルで流される広告ほかの、文化・社会現象を、ゲーム理論の「協調問題」と「共通知識」を応用して解き明かす。共通知識が安易に生成される、昨今のSNS時代にも通ずる課題の本質とは? 2001年に先取りで考察していた本書を、新たに「序文」「あとがき」を加えて刊行する。
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:RATIONAL RITUAL
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