近代家族とフェミニズム「増補新版」
発売日:2022年6月
- 版数
- 増補新版
- ページ数
- 375,22p
- ISBN
- 978-4-326-65436-9
- 著者情報
- 落合 恵美子(オチアイ エミコ)
1958年東京生まれ。現在、京都大学大学院文学研究科教授
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商品説明
家族とは何か。女らしさ・男らしさや愛情にもとづく家族は普遍的なのか。フェミニズムから出発し、視角と方法としての歴史社会学を駆使して家族研究の新展開をもたらした古典的名著。重要論考と書き下ろしの自著解題を収録した増補新版。
日本の〈近代家族〉論はここから始まった──フェミニズムから出発し、家族研究の新時代を切り拓いた名著の増補新版。
愛情で結ばれ男女の分業を前提とした近代家族はいかにして誕生したのか。視角と方法としての歴史社会学を駆使し、「家族」「出産」「育児」「フェミニズム」といった諸論点に果敢に挑んだ記念碑的著作。重要論文はそのままに、近代家族論争を経て「家族の戦後体制」論へと連なる同時期の関連論文を収録。新たに自著解題を付す。
目次
増補新版への序文
はしがき
I 近代家族論の誕生
1 〈近代家族〉の誕生と終焉──歴史社会学の眼
1 〈外〉の家族
2 歴史社会学の眼
3 〈近代家族〉の誕生と終焉
2 家族社会学のパラダイム転換
1 パラダイムとマンタリテ
2 家族社会学史の中のパラダイム
3 集団論的パラダイムの背後仮説
4 集団論的パラダイムの危機
5 構造主義的アプローチの可能性
3 近代家族をめぐる言説
はじめに
1 近代家族論の流れ
2 近代家族定義の試み
3 近代家族システムと国家
4 家は近代家族か
5 多様な家族システムの近代化
II 出産と育児の歴史社会学
4 出産の社会史における二つの近代
1 「出産」研究の萌芽と現代社会
2 歴史人口学から見た二つの近代
3 出産をめぐる心性と社会関係
4 二つの近代の社会学的意味
5 近代化過程における家族変動論へ
5 江戸時代の出産革命──日本版「性の歴史」のために
1 日本版「性の歴史」のために
2 江戸時代の出産革命
3 留意すべきこと
6 近世末における間引きと出産──人間の生産をめぐる体制変動
1 徳川体制からの人口学的離陸
2 異質なマンタリテの衝突
3 農村における妊娠の理解
4 拡散する産科学のまなざし
5 変化の推進者
6 人間は誰のものか
7 近代家族における子どもの位置──妊娠・出産の意味を考える
1 子どもの位置は変わりつつあるか
2 近代家族における子どもの位置
3 日本の場合
4 現代家族における子どもの位置
8 現代家族の育児ネットワーク
1 調査研究のあらまし
2 育児援助の諸相
3 育児の困難と要望
4 地域の育児ネットワーク
5 結 論
9 家族の社会的ネットワークと人口学的世代──一九六〇年代と八〇年代の比較から
1 社会的ネットワークとしての ほか
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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