次元解析入門
発売日:2022年5月
- ページ数
- 231p
- ISBN
- 978-4-320-11393-0
- 著者情報
- 矢崎 成俊(ヤザキ シゲトシ)
2000年東京大学大学院数理科学研究科数理科学専攻博士課程修了。現在、明治大学理工学部数学科専任教授。博士(数理科学)。専門、界面現象の数理解析(応用数学)
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商品説明
「鯨のように巨大な鳥がいないのは、なぜだろう?」「”ジャックと豆の木”のような天高く伸びる木が無いのは、なぜだろう?」
直感的に「身体が大きすぎれば羽搏いて空は飛べないだろうし、樹木が折れることなく何百〜何千メートルも伸びるはずがない」ということは当然のこととして想像できるが、しかしその証明となると容易なことではないだろう。
本書では、重さや速さ、強度などといった、あらゆる物事にまつわる「量」や「単位」の関係性に着目し、適切なモデル化を行なうことで、難解な方程式などを経ることなく自然現象の不思議を解き明かすことが出来る「次元解析」について詳しく解説を行う。
全体は3部構成になっている。導入となる第0章で次元(ディメンジョン)や次元解析の考え方についてまとめる。
第I部では「量・単位・次元とは何か」をあらためて考えたのち、自動車の制動を例として、数学や物理学で用いる種々の方程式による解析と次元解析との比較を行い、次元解析の有用性について考察する。
第II部では、振り子運動、物体の粘性、錐体の落下運動、動植物の大きさの法則といった多数の身近な話題を例にとり、次元解析を駆使して様々な自然現象の検証を行なっていく。
「解析」と名が付くものの、次元解析で必要となる前提知識としては指数関数の四則演算程度で事足りる。
それでも解析結果から得られる情報量は非常に多いため、大変興味深い分野ではあるのだが、次元解析に特化した成書は海外含めほとんどない。
本書では、読者の自然現象・社会現象に対する理解を深め、新たな考える視点を与えるべく楽しく解説している。
目次
次元と次元解析の考え方
第1部 基礎編(量、単位、次元
次元解析の理論的基礎
次元解析と他の解析の比較:車は急に止まれない
次元解析の発展に寄与した主たる人物たち)
第2部 実践編(振り子の運動と相対誤差
物体の周りの流れと物体の落下
動植物の大きさの法則)
商品詳細
- シリーズ名
- 数学のかんどころ 40
- 出版社名
- 共立出版
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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