内政干渉の国際法 法の適用問題への歴史的視座

藤澤巌/著

発売日:2022年6月

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ページ数
367p
ISBN
978-4-00-024184-7
著者情報
藤澤 巌(フジサワ イワオ)
千葉大学大学院社会科学研究院教授。1997年東京大学教養学部卒。2004年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得退学。博士(学術)。国際法

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商品説明

「内政不干渉原則」は、最も根本的な国際法規範の1つであるが、現実の国際社会で遵守されていないとか、そもそも適用が困難といった指摘もなされている。それは何に由来するのか。この原則の形成・発展過程史を、国家実行と学説の両面から探究。国際法の構造に立ち返った考察によって、通説の問題点を抉り出し、国際法の新たな見取り図を提示する画期的研究。

「内政干渉の禁止」原則は、最も根本的な国際法規範の一つであるが、現実の国際社会で遵守されていないとか、そもそも適用が困難といった指摘もなされている。それは何に由来するのか。この原則の形成・発展過程史を探究。国際法の構造に立ち返った考察を加えて、通説の問題点を抉り出し、国際法の新たな見取り図を提示する画期的研究。

目次

序章 問題の所在

第1節 国際法上の内政不干渉原則とその適用
第1款 2016年米国大統領選挙へのロシアの関与
第1項 学説上の議論/第2項 オバマ大統領の声明
第2款 内政不干渉原則についての通説的見解
第3款 内政不干渉原則の適用の問題
第1項 強制概念の不確定性/第2項 国家実行と学説の乖離/第3項 規範の不確定性/第4項 学説と実定国際法の関係

第2節 法内容についての諸論点
第1款 規律対象行為
第1項 友好関係原則宣言の規定/第2項 通説の理解/第3項 通説への異論
第2款 不干渉原則の保護範囲
第1項 友好関係原則宣言の規定/第2項 「国内管轄事項」の枠内での「対内・対外事項」/第3項 「国内管轄事項」に対立する「対内・対外事項」/第4項 「国内管轄事項」と「対内・対外事項」の重畳性/第5項 保護範囲としての「権限」と「法主体」の対立
第3款 内乱への影響力行使の法的規制
第1項 万国国際法学会決議/第2項 既存政府の要請による干渉の原則的禁止とその例外/第3項 既存政府の要請による干渉の原則的許容

第3節 本書の構成


■I 国家実行における干渉の規制

第1章 19世紀ヨーロッパにおける不干渉原則
第1節 ナポレオン戦争後の欧州国際秩
第1款 政治的均衡の観念
第2款 列強の優越的地位

第2節 1820 年代初頭における干渉をめぐる
原則的対立
第1款 19世紀前半における「干渉」概念
第1項 内乱状態という前提/第2項 内乱に対する中立的行態としての不干渉/第3項 軍隊の派遣/第4項 承認行為および中立法に違反する行為
第2款 干渉権についての国際法規制の射程
第1項 大陸列強の見解/ 第2項 英国の立場/ 第3項 「特別の事例の諸事情」の内容/第4項 規則の存在する事例
第3款 干渉問題についての集団的手続の妥当性
第1項 大陸諸国の見解/第2項 英国の反対
第4款 国際法の論証:条約・先例・学説
 ほか

商品詳細

出版社名
岩波書店
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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