無とは何か 数字の無,物質の無,そして時間も空間もない究極の無「改訂第2版」
発売日:2022年5月
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
古来,「存在する」とはどういうことなのかを,人類はさまざまな観点から思考してきました。一方でそれは,「存在しない」,つまり「無」とは何かという探求でもあったのです。
「無」と聞くと,数字のゼロや,「からっぽの空間」としての真空を想像するかもしれません。もしかしたら,空間すらも存在しないような「究極の無」を思いえがく人もいるでしょう。
私たちがふだん意識せずに使っている「ゼロ」という概念ですが,その発見から成立までには長い歴史がありました。また,現代物理学によると,真空はただの「からっぽの空間」などではありません。空間から物質をすべて取り除いても,そこには現在の宇宙の性質を決めるさまざまなエネルギーや「場」が満ちているというのです。また真空(空間)はたんなる「入れ物」ではなく,それ自体が波打ったりゆがんだりする,「物理的な実体」だといいます。
さらに,現代物理学は,空間や時間さえ存在しない「究極の無」にもせまろうとしています。最先端の物理学理論をもとに,「宇宙は時間も空間もない『無』からはじまった」,「無限の過去から宇宙は存在し,『究極の無』はなかった」など,宇宙のはじまりという観点から,この究極の問題についてさまざまな仮説が提唱されています。「そもそも空間は,より根源的な“何か”からできた幻かもしれない」というおどろくべき仮説も登場しています。
本書は2020年1月に刊行された『無とは何か』を改訂したものです。物理学の成果とともに、哲学者たちの問いにも触れることで、人類の「無」への関心のあり方をより広く紹介しています。無の探究の歴史は,物理学の発展の歴史そのものでもあるのです。私たちの住む「有」の世界を鮮明にえがきだす「無」。そのおどろくべき正体に,じっくりとせまっていきましょう。
目次
プロローグ
column 1 「存在」の謎について考えた哲学者たち
1 自然界の「無」,さまざまなゼロ
さまざまなゼロ
古代文明のゼロ
ゼロの発見
ゼロと無限 1〜2
微積分
絶対温度0度
抵抗ゼロ
質量ゼロの光子
大きさゼロの天体
見かけの速度ゼロ
密度ゼロの空間
2 物がない「無」の空間?真空
真空は存在するか
エーテルの否定
真空の実在を証明した実験
真空ポンプ
身近にある真空 1〜2
電子の「存在」
Topics 実証された原子の存在
3 物が「存在する」とは何か
粒子と波の二面性
電子の雲
光の波動説
光量子仮説
ボーアの原子模型
電子の波
コペンハーゲン解釈
状態の共存
量子論における「観測」
多世界解釈
不確定性原理
column 2 天才アインシュタインの疑問
4 完全な「無」ではない 真空の正体
光の粒子が飛びかう宇宙 1〜2
ダークマター
対生成・対消滅
わきたつ真空
場の量子論
カシミール効果
ヒッグス場 1〜2
ダークエネルギー
もっとくわしく! 真空の相転移
column 3 自然界の最小部品「素粒子」
Topics 宇宙と真空崩壊
5 時空の「無」が宇宙を生んだ
宇宙は無から生まれた?
宇宙空間は不変ではない
宇宙のはじまりは点?
宇宙の存在のゆらぎ
無からの宇宙創生 1〜 2
無境界仮説 1〜 2
宇宙創生とエネルギー保存則
6 超ひも理論と時空の「無」
点からひもへ
「究極の理論」の候補
「ひも」はどんなもの?
隠れた次元
ひもがくっつく“膜”
親宇宙と子宇宙
輪廻する宇宙
ブレーンの衝突
ホログラフィー原理
column 4
仏教の「空の思想」と量子論の意外な共通点
Topics 高次元空間
エピローグ
商品詳細
- シリーズ名
- ニュートンムック
- 出版社名
- ニュートンプレス
- サイズ
- 28cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- ムック
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。