白い船
発売日:2022年4月
- ページ数
- 77,69p
- ISBN
- 978-4-910214-35-1
- 著者情報
- ユン フミョン(ユン フミョン)
本名、尹厚明。1946年江原道江陵生まれ。延世大学哲学科卒業。1967年京郷新聞の新春文芸に詩「氷河の鳥」が当選、詩人デビュー。1979年韓国日報の新春文芸に短編小説「山役」が当選。本作「白い船」で1995年に李箱文学賞を受賞したほか、緑園文学賞、小説文学作品賞、現代文学賞などを受賞
東峰 直子(ヒガシミネ ナオコ)
和歌山県和歌山市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2004年より韓国語を学び、ハングル能力検定1級取得。2010年より韓国語講師、「みかわ韓国語ひろば」を開設。2020年よりチェッコリ翻訳スクールで翻訳を学ぶ。第5回「日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール」にて「白い船」で最優秀賞受賞
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商品説明
歴史に翻弄された同胞たちが発する祖国のことばが、私を揺るがす
飢餓や植民地化した故国の圧迫から逃れるように、ロシア領へ流入した数多くの朝鮮人たち。民族と歴史、強制移住と苦難・・・・・・。
著者ユン・フミョンが1990年代にカザフスタンをたびたび訪れて現地の同胞(高麗人)に会い、彼らの話に深く揺さぶられた経験をもとに執筆した李箱文学賞受賞作(1995年)を、原文と訳文両方で味わうことができる一冊。
(原題「?? ?」)
「かつて韓半島では日本語、中央アジアではロシア語が強制された。故国は母国語を取り戻したけれど、中央アジアの高麗語は今や消え去ろうとしている。民族と言語の葛藤は続く。少年は、ヒナゲシの咲く野原で「アンニョンハシムニカ!」と叫ぶ。「アンニョン」の漢字表記は「安寧」。もとは「安寧ですか、ご無事ですか」という意味だ。あなたは、民族は、言語は、ご無事ですか(アンニョンハシムニカ)、と少年は問う。
世界で民族と言語、アイデンティティの関係がますます複雑化している今、少年の故国、さらに東方の島国に生きる者たちにも、その問いは投げかけられているのではないだろうか」
――訳者解説より
【韓国文学ショートショート きむ ふなセレクション】
翻訳家きむ ふなが今お勧めする作家の深い余韻と新たな発見を感じさせる短編を、日本語と韓国語の2言語で紹介するシリーズ。
韓国語の朗読をYouTubeで配信中。
CUON YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/user/cuonbooks
商品詳細
- シリーズ名
- 韓国文学ショートショートきむふなセレクション 16
- 出版社名
- クオン
- サイズ
- 17cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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