世論政治としての江戸時代
発売日:2022年5月
- ページ数
- 331,6p
- ISBN
- 978-4-13-020160-5
- 著者情報
- 平川 新(ヒラカワ アラタ)
1950年福岡県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。東北大学名誉教授、宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)館長。『戦国日本と大航海時代―秀吉・家康・政宗の外交戦略』(中公新書、2018年。2019年和辻哲郎文化賞受賞)
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商品説明
目次
序 章 新しい江戸時代像をめざして
一 近世史のパラダイム・シフト
1 封建制からearly modernへ
2 幕藩制構造論から国家論へ、さらに天皇論の転換へ
3 活性化する村役人層
4 変革主体としての豪農・村役人層――「静かな変革」論の提起
5 「状況の複合」と静かな変革過程
6 闘争から合意と共同性へ
7 領主と地域社会
8 地域の行政システムと村落自治
二 「世論政治」論の展開へ――本書で意図する論点
1 「タテの階級闘争」から「ヨコの集団間紛争」へ――「世論政治」論への到達
2 世論と政策調整
第一章 幕府官僚と利益集団――天保の油方仕法改革と政策過程
一 本章の課題
二 大坂油方仕法の改革案
1 大坂町奉行所と勘定役楢原謙十郎
2 改革の動機――楢原謙十郎の市場認識
3 楢原構想と理念
4 第一次改革案の成立
5 訴願と改革案の修正
6 改革案と老中伺書
三 江戸油方仕法の改革案
1 第一次改革案の成立過程
2 第一次改革案の修正
四 政策立案者と政治アプローチ
1 大坂仕法
2 江戸仕法
3 政策立案者とアクター・世論
五 地方官僚と中央官僚
六 勘定所と江戸町奉行
1 油方仕法をめぐる対立
2 油方仕法の改革と株仲間解散令
七 社会・政策と官僚――おわりにかえて
第二章 幕府の経済政策と地域住民――灯油市場をめぐる奉行所の対応
はじめに
一 制度と地域
二 堺奉行の仕法改革要求
1 市場としての自立
2 支配国としての自立
3 大坂町奉行の異論と老中伺書
三 仕法改革の発案と堺奉行
1 二つのアプローチ
2 改革案にみる論理――「諸民難渋」と江戸相場
四 堺奉行と京都町奉行
五 江戸油問屋と浦賀奉行
おわりに――いくつかの論点
1 制度と業界の請負
2 業界団体と地域編制
3 支配国/ ほか
商品詳細
- 出版社名
- 東京大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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