なきむしせいとく 沖縄戦にまきこまれた少年の物語
発売日:2022年4月
- ページ数
- 〔49p〕
- ISBN
- 978-4-494-01248-0
- 著者情報
- 田島 征彦(タジマ ユキヒコ)
1940年、大阪府堺市に生まれる。高知県で少年時代を過ごす。絵本に『祇園祭』(第6回世界絵本原画展金牌受賞)、『じごくのそうべえ』(第1回絵本にっぽん賞受賞)、『はじめてふったゆき』(竹内智恵子・共作/1989年ライプチヒ国際図書デザイン展銀賞受賞)、『てんにのぼったなまず』(第11回世界絵本原画展金牌受賞)、『ふしぎなともだち』(第20回日本絵本賞大賞受賞)、『せきれい丸』(きどうちよしみ・共作/第7回児童ペン賞絵本賞受賞)などがある
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商品説明
<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
大阪生まれの田島征彦さんが、沖縄県人であるかのように、実際に体験してきたことのように、絵本の中に渾身の怒りをぶつけて描きあげた作品です。平和だった沖縄の一家族が、沖縄戦の中で壊されていくさまが、苦しいほどに響いてきます。国を守るために兵隊になった父に続き、中学生の兄も鉄血勤皇隊として軍隊に入ります。残された国民学校二年生のせいとくと妹と母親は、戦争の中で、何をできたでしょう。戦いの残酷さと、保身的な兵隊たち、狂気のように死に急ぐ群衆、どれもが不条理です。そして、生き残ったものに対して、沖縄はどうだったでしょうか。アメリカ占領下の沖縄のお話として描かれた物語です。「沖縄が日本に戻ったら、アメリカの軍事基地なんかなくしてしまうさー」というせいとくの決意が痛いほど響いてきます。沖縄返還50年を知っていて、タイムスリップしてのこの言葉を、虚しさだけで終わらせてしまったら、田島さんがこの絵本に込めた魂は、浮かばれないでしょう。彼の地で戦争が終わりません。戦争は不条理です。不条理が続いたら、人は正義や平和を信じられなくなるような気がします。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
商品詳細
- シリーズ名
- 童心社の絵本
- 出版社名
- 童心社
- サイズ
- 26×26cm
- 対象年齢
- 小学34年生
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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