ユーゴスラヴィア解体とナショナリズム セルビアの政治と社会〈1987-1992年〉
発売日:2022年3月
- ページ数
- 326p
- ISBN
- 978-4-88708-473-5
- 著者情報
- 鈴木 健太(スズキ ケンタ)
1980年、名古屋市生まれ。2003年、東京外国語大学外国学部卒業。2013年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。日本学術振興会特別研究員PD、東京外国語大学世界言語社会教育センター特任助教などを経て、現在、神田外語大学グローバル・リベラルアーツ学部講師、博士(学術)。専門は、ユーゴスラヴィア現代史、東欧・バルカン地域研究
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商品説明
ユーゴスラヴィアの解体に至るこの時代のナショナリズムを、当時のセルビアにおける政治と社会の関係から再検討する
目次
序
本書の主題と目的
研究史の概観
研究のアプローチ、方法論、史資料
本書の構成
第一章 社会主義ユーゴスラヴィアとナショナリズム ――結合と分離の力学
1 ナショナリズムとその諸相
ナショナリズムが意味するもの
ユーゴスラヴィアにおけるナショナリズムの三つの相
2 ユーゴスラヴィアの成立と連邦制にみる自決
自決に基づく連邦制
連邦制における民族と共和国
3 分権化の推進とナショナリズム
「自主管理」の導入と分権化
「クロアチアの春」
4 一九七四年憲法体制の成立と体制の危機
一九七四年憲法と「緩い」連邦制
経済危機と体制批判
5 「危機」の解決に向かう共和国とナショナリズム体制危機への二つの共和国の対応
――スロヴェニアとセルビア
共和国内の路線の統一とナショナリズム
二共和国の対立と国家解体
第二章 1987年セルビアの党内論争とナショナリズムをめぐる議論
――パラチン事件とセルビア党中央委員会第8回総会
1 前史―― 一九八七年までのセルビア政治と共和国党指導部
コソヴォをめぐる問題とナショナリズム
一九八七年の党指導部内の変化と派閥対立
2 パラチン事件
事件の概要
事件への反応・対応
事件の解釈とナショナリズム
3 共和国党指導部内の論争と第八回総会
論争の経緯と構図
「統一」の論理
4 ナショナリズムをめぐる議論
『ポリティカ』編集評議会の議論
反ナショナリズムの伝統
ナショナリズムをめぐる相違
第三章 1980年代末の大衆的な政治運動とナショナリズム
――ヴォイヴォディナの諸集会についての一考察
1 体制危機下のストと政治行動
経済と政治の危機、ストの多発
コソヴォ問題に対するセルビア内の動向
2 ヴォイヴォディナにおける大衆的な政治運動
集会の発生と展開
諸集会の帰結と結果
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 刀水書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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