自衛権の系譜 戦間期の多様化と軌跡

西嶋美智子/著

発売日:2022年3月

  • 自衛権の系譜 戦間期の多様化と軌跡
  • 自衛権の系譜 戦間期の多様化と軌跡
ページ数
221p
ISBN
978-4-7972-8808-7

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商品説明

◆国連憲章制定前の自衛権の有り様は解明されたのか? ― 19世紀から太平洋戦争までの自衛権史◆
国連憲章制定前の自衛権の有り様は解明されたのか?その歴史的系譜を考証。19世紀の自己保存権は行使対象が私人に限られず(第I部)、戦争の違法化で新たな自衛権概念が誕生したが、不戦条約上の自衛権の範囲には様々な解釈があったとする(第II部)。この多様な自衛権観は1940年代まで存在し(第III部)、憲章以前の自衛権が多様な以上、現在の自衛権解釈は第二次大戦後の実行によるしかないと結論づける(終章)。堅実な検討による労作。

目次

『自衛権の系譜―戦間期の多様化と軌跡』

  西嶋美智子(九州国際大学法学部准教授) 著

【目 次】

・はしがき

◆序 章

◆第I部 自衛権概念の萌芽◆

◇第I部の概要

◆第1章 19世紀の国家実行

第1節 デンマーク艦隊事件(1807年)
第2節 アメリア島事件(1817年)
第3節 米墨国境事件(1836年)
第4節 カロライン号事件(1837年)
第5節 ヴァージニアス号事件(1873年)
第6節 ベーリング海漁業事件(1886年)
第7節 小 括

◆第2章 19世紀の学説

第1節 自己保存権
 1 欧 米
 2 日 本
第2節 自己保存権(自衛権)と戦争
 1 欧 米
 2 日 本
第3節 小 括


◆第II部 新たな自衛権概念の出現と自衛権概念の不明瞭さ◆

◇第II部の概要

◆第3章 新たな自衛権概念の出現

第1節 国際連盟規約
第2節 相互援助条約
第3節 国際紛争平和的処理に関する議定書
第4節 ロカルノ条約
第5節 小 括

◆第4章 不戦条約上の自衛権

第1節 新たな自衛権概念
第2節 不明瞭な自衛権概念の外縁
 1 自衛権の範囲をめぐる各国の見解
 2 「自己判断」をめぐる各国の見解
第3節 小 括

◆第5章 戦間期の学説

第1節 自衛権論一般
 1 欧 米
 2 日 本
第2節 先行行為
第3節 権利行使の対象
第4節 正当化される措置
 1 戦争の制限・禁止
 2 正当化される措置
第5節 必要性・均衡性
第6節 小 括

◆第III部 異なる自 ほか

商品詳細

出版社名
信山社出版
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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