霞堤の研究 豊川流域に生きている伝統的治水システム

藤田佳久/著

発売日:2022年2月

  • 霞堤の研究 豊川流域に生きている伝統的治水システム
  • 霞堤の研究 豊川流域に生きている伝統的治水システム
ページ数
298p 図版10p
ISBN
978-4-86333-178-5
著者情報
藤田 佳久(フジタ ヨシヒサ)
1940年愛知県生まれ。愛知大学名誉教授、理学博士、地理学。元愛知大学東亜同文書院大学記念センター長。日本沙漠緑化実践協会会長(内モンゴルに400万本植林中)ほか、地域の各種委員会長など。日本地理学会、歴史地理学会、経済地理学会の各名誉会員、日本地理学会および歴史地理学会より学会賞受賞。国土交通省河川功労賞(2017年)、東亜同文書院記念賞(2回)。主な研究分野は山地山村林業の総合的研究、霞堤など水害史および地震史の研究、地域システム研究、三遠南信の地域研究、タクラマカン砂漠地域の研究、イギリスおよびイングリッシュ・ガーデン史の研究、東亜同文書院と中国研究

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商品説明

全10章に渡り,近世を通じ形成された伝統的な治水システムである不連続堤,そのうちでもとりわけ「霞堤」を中心に,治水論や治水技術も含め,全国的に展望し,検討し,その特性と位置付けを行い、
その上で,今日その多くがデ・レーケ型へ転換したあともなお生き続け,希少価値となっている豊川下流域における「霞堤」の歴史的成立過程とその存立基盤を多面的に検討する。

【本書収録の初出論文の出自】
 第1章(愛知大学綜合郷土研究所紀要,第47輯,2002年)
 第2章(同上,第46輯,2001年)
 第3章(同上,第40輯,1995年)
 第4章(同上,第41輯,1996年)
 第5章(同上,第45輯,2000年)
 第6章{同上,第44輯,1999年)
 第7章(同上,第42輯,1997年)
 第8章(愛知大学中部地方産業研究所『中部の経済と社会』,2018年度版)
 第9章(愛知大学綜合郷土研究所紀要,第43輯,1998年)
 第10章 補論(同上,第64輯,2019年)

目次

はじめに
第I部 「霞堤」論 ── その機能,配置と治水論の展開
第1章 「霞堤」をめぐって
第2章 近世における治水論と治水技術の展開
第II部 豊川「霞堤」をめぐる歴史地理学的展開研究
第3章 豊川下流域における霞堤の成立条件とその展開
第4章 近世の豊川下流域における霞堤配置の復元
第5章 元禄期「本野ヶ原入会争論裁許図」の景観から読める村落の入会関係と豊川「下郷」の村落
第6章 近世における豊川流域および奥三河山間地域における林野利用の展開とその荒廃化
第7章 豊川下流域における水害と治水運動
第8章 豊川放水路建設用地問題をめぐって──とくに用地交渉の会議録をベースにして
第9章 豊川下流域の不連続堤地帯における集落立地と住民の水害環境意識
第III部 〔特論〕松原用水
第10章 450年の歴史を刻んだ松原用水( 東三河) の歴史地理学的研究──世界かんがい施設遺産への登録を記念して
おわりに
索引
〔巻頭カラー 巻末カラー〕

商品詳細

出版社名
あるむ
サイズ
26cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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