属性叙述と総称性
発売日:2022年2月
- ページ数
- 231p
- ISBN
- 978-4-909832-54-2
- 著者情報
- 鈴木 彩香(スズキ アヤカ)
1989年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科一貫性博士課程修了。博士(言語学)(筑波大学)。現在、国立国語研究所プロジェクトPDフェロー
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商品説明
複雑に絡み合うさまざまな決定要因―述語の意味、主語をマークする助詞(ガ/ハ)、時間的限定性、語用論的知識など―は、どのような形で結び付き、いずれの要因が叙述の型を決定づけるのか。テンスの総称性という観点から体系化し、そのメカニズムを明らかにする。
叙述の型はどのように決定されるのか
複雑に絡み合うさまざまな決定要因――述語の意味、主語をマークする助詞(ガ/ハ)、時間的限定性、語用論的知識など――は、どのような形で結び付き、いずれの要因が叙述の型を決定づけるのか。テンスの総称性という観点から体系化し、そのメカニズムを明らかにする。
2021年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)交付図書
目次
第1章 序論
1.本書の目的
2.研究の背景
2.1 日本語の属性叙述文研究
2.2 総称文研究
3.本書のアプローチ
4.本書の構成
第2章 事象と属性の対立に関わる諸要因
1.はじめに
2.日本語の属性叙述文研究
2.1 益岡(1987,2000,2004,2007,2008,2012,2018,2021)
2.2 影山(2009,2012)
2.3 三原(2020)
3.総称文研究
3.1 述語の意味的性質(SLP/ILP)と主語の解釈
3.2 統語構造と意味解釈の写像関係
3.3 テンスに着目した総称文の分類
4.テンスの総称性から見る叙述の型の決定プロセス
5.本章のまとめ
第3章 主語と総称性
1.はじめに
2.先行研究
2.1 主語の解釈と情報構造:Cohen and Erteschik-Shir(2002)
2.2 問題の所在
3.述語の意味的性質と主語名詞句の解釈および情報構造の関係
3.1 現象の整理
3.2 述語の意味的性質と主語の情報構造:Heycock(1993,2008)
3.3 統語構造による統一的説明
3.4 TP指定部の主語
4.テンスの総称性と主語の解釈
4.1 テンスの総称性と4要因の体系化
4.2 数量詞遊離と存在解釈
4.3 テンスの総称性と定解釈の主語
5.本章のまとめ
第4章 目的語と総称性
1.はじめに
2.先行研究と問題の所在:目的語の総称性
3.単文における目的語の解釈
3.1 ES心理述語における対格目的語と主格目的語の対立
3.2 評価系述語と所有系述語の主格目的語の対立
3.3 先行研究:主格目的語の統語的位置
3.4 写像仮説に基づく説明
3.5 まとめ
4.複文における目的語の解釈
4.1 現象の観察
4.2 難易文におけ ほか
商品詳細
- 出版社名
- 花鳥社
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
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