一刀斎先生剣法書訳注 剣豪伊藤一刀斎の教え
発売日:2022年3月
- ページ数
- 115p
- ISBN
- 978-4-585-37002-4
- 著者情報
- 竹田 隆一(タケダ リュウイチ)
1956年生まれ。山形大学教授。専門はライフサイエンス・スポーツ科学。剣道教士7段
長尾 直茂(ナガオ ナオシゲ)
1963年生まれ。上智大学教授。専門は中国古典学・日本漢学。剣道錬士7段
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商品説明
近世初期、徳川家や諸大名の間で剣術の流派として絶大な信頼を得て以来、現代の剣道にまでその影響を及ぼし続ける「一刀流」。その始祖である伊藤一刀斎は、唯一無二の一刀をいかに語ったのか。一刀斎の剣法理論や思想を述べた伝書として知られる『一刀斎先生剣法書』を諸本の校合による本文校訂から見直し、あらためてその全編の平易な現代語訳を試みた。さらに深い探求をこころざす方のための詳細な注釈や解説も付した決定版。初の完訳!
近世初期、徳川家や諸大名の間で剣術の流派として絶大な信頼を得て以来、現代の剣道にまでその影響を及ぼし続ける「一刀流」。
その始祖である伊藤一刀斎は、唯一無二の一刀をいかに語ったのか。
一刀斎の剣法理論や思想を述べた伝書として知られる『一刀斎先生剣法書』を諸本の校合による本文校訂から見直し、あらためてその全編の平易な現代語訳を試みた。
さらに深い探求をこころざす方のための詳細な注釈や解説も付した決定版。
目次
はじめに 竹田隆一・長尾直茂
『一刀斎先生剣法書』現代語訳
第一章 序文 あわせて事理不偏の事について記す
――一刀流(唯心一刀流)は、技と道理とが不即不離の関係にあること、すなわち「事理不偏」を極めることを本質とし、具体的には剣術と心とが一致することを目指す、「剣心不異の伝授」を秘伝とする。
第二章 勝負の事を記す
――剣術の達人は、わが勝利の背後にある敵が負けた要因を理解し、わが敗北の背後にある敵が勝った要因を理解する。すなわち、敵を知り己を知るならば、百戦しても負けることはないのである。
第三章 構えの事 あわせて無形の位について記す
――構え自体に善し悪しはなく、どの構えでも自分の手にぴったりと合い、気持ちにかなった構えを用いるべきである。このように心と構えとが一致した構えをこそ当流においては「無形の構え」と呼ぶのである。
第四章 威勢の事 あわせて不転の位と転化の位について記す
――敵に相対しても変化しないことは「威」があるからであり、身は「不転の位」にある。動いて敵を制御し得るのは「勢」があるからであり、身は「転化の位」にある。威は静でありつつ、あらゆる変化にそなえた準備があり、勢は動でありつつ、あらゆる変化に対応する。威で敵と向かい合い、勢で敵に勝つのである。
第五章 移写の事 あわせて捧心の位と残心の位と水月の位について記す
――能動的に敵のもとへ移動する「移り」には、道理にかなった守りが必要であり、受動的に無心に敵の姿を捉える「写す」には、技を駆使して敵を攻めることが必要である。当流では、前者の「移り」を「捧心の位」、後者の「写す」を「残心の位」と伝授し、道理でもってこれを示す際には「水月の伝授」の比喩を用いる。
第六章 理に虚実本末がある事 あわせて必勝の位について記す
――心の働きや身体能力が大本として背後にあり、その末である技や剣の操作技能が表にあらわれる状態「剣前体後」を「実」といい、これは「順」の状態である。末である技や剣の操作技能が背後にあって見えず、その本である心や身体能力が前面にあらわれる状態「体前剣後」を「虚」といい、これは「逆」の状態である。「実」の状態は、必ず勝利する「必勝の位」であり ほか
商品詳細
- 出版社名
- 勉誠社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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