戦後日本における反差別教育思想の源流 解放教育思想の形成過程
発売日:2022年3月
- ページ数
- 326p
- ISBN
- 978-4-7503-5365-4
- 著者情報
- 板山 勝樹(イタヤマ カツキ)
公立大学法人名桜大学国際学群国際文化教育研究学系語学教育専攻教授。九州大学大学院人間環境学府発達・社会システム博士後期課程単位取得退学。修士(教育学)。福岡市での25年間の中学校教員を経て現職。その間、福岡市進路保障研究会事務局長、福岡地区進路保障協議会事務局長、福岡県人権研究所紀要編集委員、福岡市「同和」教育研究会事務局員等を歴任。研究分野は教育学、戦後教育史、戦後教育思想史。特に、戦後日本の反差別教育の歴史的研究
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商品説明
戦後日本の反差別教育思想の源流である、部落解放をめざす解放教育思想がいかに醸成され、その形成過程で、どのような思想的な「選択/排除」がなされたのか、その背景と事情を当該時期に展開された同和教育論、解放教育論を読み解くことによって解き明かす。
目次
序章 本書の課題
一 反差別教育とは何か
二 本書の目的と意義
三 先行研究の検討と本書の方法
四 本書の構成
第一部 最大原則「差別の現実から深く学ぶ」の形成過程
第一章 一九四〇〜五〇年代における盛田嘉徳の「解放教育」論の史的考察――盛田嘉徳論と後の反差別教育論の「連続性」に着目して
はじめに
一 盛田嘉徳の「解放教育」論の前提
二 一九四九年段階における抵抗意識の形成構想と「解放教育」の「一般化」構想
三 「解放教育」をめぐる外在・内在的課題
四 一九五〇年代における「解放教育」の「平易化」構想
おわりに
第二章 全国同和教育研究協議会における融和教育批判論の受容
はじめに
一 全同教における融和教育批判論の形成過程
二 融和教育批判論における観念性批判の思想性
三 金子と盛田の同和教育構想における相違点
おわりに
第三章 「反独占の同和教育」論の形成過程
はじめに
一 井上清の部落問題認識とその思想的系譜
二 「反独占の同和教育」論の形成
おわりに
第四章 戦後同和教育における三原則の選択――最大原則「差別の現実から深く学ぶ」成立過程で選択された三原則
はじめに
一 スローガンの変容とその背景
二 「三原則」の選択
おわりに
第二部 小川太郎の同和教育論と生活綴方的教育方法論
第五章 小川太郎の同和教育論における生活綴方的教育方法の位置
はじめに
一 小川太郎の社会観と生活綴方
二 小川太郎の国民教育像と生活綴方論
三 小川太郎の部落問題、同和教育認識と生活綴方
四 小川太郎の同和教育論における生活綴方の役割や意義、及び、位置
おわりに
第六章 戦後日本の反差別教育における「論理」の形成――小川太郎の生活綴方論の「変容」に着目して
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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