心の臨床実践 精神医療の社会学

河村裕樹/著

発売日:2022年2月

  • 心の臨床実践 精神医療の社会学
  • 心の臨床実践 精神医療の社会学
ページ数
254p
ISBN
978-4-7795-1599-6
著者情報
河村 裕樹(カワムラ ユウキ)
一橋大学社会学研究科特任講師(ジュニアフェロー)。独立行政法人国立国際医療研究センター臨床研究センター生命倫理研究室特任研究員。博士(社会学)

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商品説明

精神医療という名のもとに、実際にどのような活動がどのように「実践」されているのだろうか。さまざまな立場から、さまざまなやり方で「心の病い」と向き合う人びとの営みを記述したエスノメソドロジー研究。

精神医療という名のもとに,実際にどのような活動が
どのように「実践」されているのだろうか。

そして、精神医療の「問題」は誰にとって「問題」なのか。

さまざまな立場から,さまざまなやり方で「心の病い」と向き合う人びとの営みを記述したエスノメソドロジー研究

本書の関心と目的を,問いの形で簡潔にまとめるならば,次のようになる。すなわち,精神医療に対してさまざまな価値判断があるなかで,精神医療という名のもとに,実際にどのような活動がどのようにして行われているのだろうか。この問いのもとに,現代日本における精神医療という実践を参与者の志向に即して見通しよく記述すること,これが本書の目的である(「序章」より)


著者紹介
河村裕樹(かわむら ゆうき)
一橋大学 社会学研究科 特任講師(ジュニアフェロー)
独立行政法人国立国際医療研究センター
臨床研究センター生命倫理研究室 特任研究員。博士(社会学)

目次

はじめに

第I部

序章:本書の問題設定と目的

1 本書の目的
2 なぜ精神医療を社会学的観点から分析するのか
3 電気ショック療法が問うもの
4 善/悪という価値判断の理解可能性

第1章 精神医療の臨床における展開

1 本章の目的
2 批判の対象としての精神医療
3 反精神医学の展開
4 ナラティヴ・アプローチ
5 当事者研究と半精神医学
6 日本の精神医療体制:施設から地域への移行
7 小  括

第2章 精神医療と精神疾患についての社会学的研究の展開

1 本章の目的
2 批判的ラベリング論
3 シェフ=ゴウブ論争
4 逸脱の相互作用論から構築主義へ
5 トラブルの自然史や社会問題のワークの研究からエスノメソドロジーへ
6 ループ効果
7 小括:実践の記述へ

第3章 エスノメソドロジー研究の方法論的態度

1 本章の目的
2 構築的分析とインデックス性
3 規範とヴァナキュラーな用語の使用への着目
4 参与者の志向に即した記述
5 方法の固有の妥当性要件
6 批判的エスノメソドロジー

第II部

第II部の構成

第4章 デイケアでの1日

1 本章の目的
2 精神科デイケアの位置づけ
3 方法誌
4 午前の動き
5 昼休みにおける活動
6 午後の動き
7 小  括

第5章 精神科デイケアにおける道徳的秩序の達成

1 本章の目的
2 ゲームのプログラムにおける「逸脱」の「解決」
3 ある患者の「妄言」の扱いにみる「逸脱」の「解決」
4 褒めることと部活動
5 部員制とデイケアプログラムとの関係
6 考  察
7 小  括

第6章 患者の要望と医師の説得技法

1 本章の目的
2 診療場面における非対称性についての会話分析による先行研究
3 会話分析に対する批判についての検討
4 精神科外来診療場面の会話分析研究
5 要望すること ほか

商品詳細

出版社名
ナカニシヤ出版
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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