空海『三教指帰』 桓武天皇への必死の諫言

藤井淳/著

発売日:2022年4月

  • 空海『三教指帰』 桓武天皇への必死の諫言
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ページ数
211p
ISBN
978-4-7664-2561-1
著者情報
藤井 淳(フジイ ジュン)
駒澤大学仏教学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。プリンストン大学宗教研究所客員研究員、フンボルト・フェロー(ハイデルベルク大学)

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商品説明

官僚を目指していた空海が大学を辞め、二十四歳で著した『三教指帰』は、儒教、道教、仏教を戯曲形式で比較し、仏教が最上であることを親族に説得する出家宣言の書と理解されてきた。本書は、激動の時代背景や神話・伝承、『日本書紀』などの歴史書と照らし合わせ、『三教指帰』執筆の隠された意図に迫る。稀代の専制君主・桓武天皇に対する憤りと古来、天皇に仕えてきた祖先への誇り―。両者に引き裂かれた若き空海が、命を賭して伝えようとしたのは何か?

▼空海が命を賭した書――。

官僚を目指していた空海が大学を辞め、二十四歳で著した『三教指帰』は、
儒教、道教、仏教を戯曲形式で比較し、仏教が最上であることを親族に説得する
「出家宣言の書」とこれまで理解されてきた。

本書は、激動の時代背景や神話・伝承、『日本書紀』などの歴史書と照らし合わせ、
『三教指帰』執筆の隠された意図に迫る。

稀代の専制君主・桓武天皇に対する憤りと
古来、天皇に仕えてきた祖先への誇り―。

両者に引き裂かれた若き空海が、命を賭して伝えようとしたのは何か?

※お届け日が変更になりました
4月15日→4月19日

目次

プロローグ──憤懣(ふんまん)の書──
       
第1章 空海の決意──天皇への忠と祖先への孝
 1 空海とは誰か──これまでのイメージ
 2 来歴──誰に向けて書かれたか
 3 時代背景
 4 空海の時代の儒・道・仏

第2章 『聾瞽指帰(ろうこしいき)』を読み解く
 1 表と裏のメッセージ
 2 儒教の篇──暴君は誰か
 3 道教の篇──風狂の隠者たち
 4 仏教の篇──真の忠孝とは何か

第3章 忠孝の行(ゆ)く末(すえ)
 1 『聾瞽指帰』のその後
 2 密教との出会い
 3 完成の日──天皇即位の伝承
 4 忠孝の行く末


主要参考文献
あとがき
図版出典一覧

商品詳細

シリーズ名
世界を読み解く一冊の本
出版社名
慶應義塾大学出版会
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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