妖術と共にあること カメルーンの農耕民バクウェレの民族誌

山口亮太/著

発売日:2022年2月

  • 妖術と共にあること カメルーンの農耕民バクウェレの民族誌
  • 妖術と共にあること カメルーンの農耕民バクウェレの民族誌
ページ数
258p
ISBN
978-4-7503-5338-8
著者情報
山口 亮太(ヤマグチ リョウタ)
1983年兵庫県生まれ。日本学術振興会特別研究員(RPD)/静岡県立大学国際関係学部。専門は文化人類学、地域研究。2016年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了、博士(地域研究)

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商品説明

カメルーン東南部に居住する農耕民バクウェレの妖術とそれをめぐる語りの分析を通じて、従来の「妖術=呪い」等式を解体し、バクウェレにとっての妖術が照射する人間の在り方を考察。民族生成状況を詳細に復元するとともに、妖術に関する人類学的知見に新しい局面を開いた一冊。

目次

はじめに

第1章 「妖術=呪い」を解きほぐす
 1 カメルーンの農耕民バクウェレの一風変わった妖術・エリエーブ
  恐ろしげな妖術、気楽な妖術
  妖術研究とはコンフリクトと不運の研究なのか?
  「エリエーブと共にある」という人間のあり方
  動物に変身し、動物に転生する
 2 本書の目的
 3 本書の構成

第2章 熱帯林に住むバクウェレ
 1 長い長いフィールドへの道のり
  「とりあえず、ドンゴいったらええんちゃう?」
  「森しかない」ところで「ゾウに踏まれる」?
  国境線沿いに広がる村々
  本格的な調査のはじまり
 2 跨境地帯を生きる人びと
  バクウェレの生活の「地」としての生活環境
  自然環境
  バクウェレの分布と移動の歴史
  先住者のエセルと上流から来たジャーコ
  政治のエセル、経済のジャーコ
  バクウェレ以外の住民
  生業
  狩猟採集民研究と農耕民研究の交錯する地
 3 バクウェレの親族関係
  ナゲの来歴
  レナとその家族
  バクウェレの親族関係の特徴
  親族の紐帯としての名前
  名づけの例外:「双子はややこしい」
  バクウェレの命名と人格
  命名・人格・エリエーブ

第3章 エリエーブを持つ者の身体――その獲得と操作
 1 エリエーブの外延を探る
  サブスタンスとしての妖術とその獲得
  エリエーブと身体イメージ
  命令するエリエーブ
  エリエーブにまつわる「二重の他者性」
 2 拡張される身体と知覚
  身体能力
  もう一組の目
  可視的/不可視的世界
  不可視の世界からの呼びかけ
 3 どのような人物がエリエーブを持つのか
  性格と年齢
  誰もがエリエーブを持っているかもしれない社会

第4 ほか

商品詳細

出版社名
明石書店
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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