日本綿業史 徳川期から日中開戦まで
発売日:2022年2月
- ページ数
- 622,56p
- ISBN
- 978-4-8158-1059-7
- 著者情報
- 阿部 武司(アベ タケシ)
1952年生。1982年東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手、筑波大学社会科学系講師、大阪大学大学院経済学研究科教授等を経て、国士舘大学政経学部教授、大阪大学名誉教授、経済学博士
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商品説明
明治の産業革命をリードし瞬く間に世界市場を制覇した日本綿業の競争力の源泉とは。近代的大紡績企業と、近世から続く農村織物産地や流通を担う問屋・商社などの連携による成長過程を初めて解明、巨大産業の興隆を圧倒的な密度とスケールで描く決定版。
明治の産業革命をリードし瞬く間に世界市場を制覇した日本綿紡績・織物業の競争力の源泉とは。近代的大紡績企業と、近世から続く農村織物産地や流通を担う問屋・商社などの連携による成長過程を初めて解明、衰退に向かう戦後も視野に、巨大産業の興隆を圧倒的な密度とスケールで描く決定版。
目次
序 章 日本綿業の生成と発展
――紡績会社・織物産地・問屋
一 日本経済史・経営史上における綿業の意義
二 本書の構成
第I部 日本綿業の興隆
第1章 近代日本綿紡績業確立の背景
――明治期を中心にみた農村織物業の特質
はじめに
一 明治期農村織物業における原料糸の変遷――手紡糸・輸入機械糸・国産機械糸
二 農村における繊維品の自家生産――兵庫県農村の事例
三 産地綿織物業と景気変動
四 産地綿織物業における三度のイノベーション
おわりに
第2章 近代綿紡績業の勃興と定着
はじめに
一 明治20年代における近代的綿紡績業の発展
二 日清戦後の不況
三 日露戦後の新たな展開
四 財閥と繊維産業
おわりに
第3章 綿紡績業の技術と労働
はじめに
一 イギリスにおける展開
二 アメリカにおける展開
三 日本における展開――大阪紡績会社の事例を中心に
おわりに
補論1 戦前期日本綿業における女性労働
はじめに
一 「女工哀史」
二 「原生的労働関係」の展開
三 綿紡績業の労働条件の急速な改善
四 開明的経営者と政府の役割
五 第一次世界大戦以降の労働運動とILO
六 戦間期の紡績業における女性労働者
おわりに
第4章 産地綿織物業の展開
――徳川期から明治期まで
はじめに
一 徳川時代における産地綿織物業
二 明治前期における産地綿織物業
三 明治中・後期における産地綿織物業
おわりに
第5章 産地綿織物業における問屋制の盛衰
はじめに
一 1880年代における問屋制の確立
二 問屋制の変質と衰退
おわりに
第6章 賃機から力織機工場へ
――明治中・後期における泉南綿織物業の場合
はじめに
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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