ルドルフ・オットー『聖なるもの』と世紀転換期ドイツ 信仰と近代学問の相克

藁科智恵/著

発売日:2022年1月

  • ルドルフ・オットー『聖なるもの』と世紀転換期ドイツ 信仰と近代学問の相克
  • ルドルフ・オットー『聖なるもの』と世紀転換期ドイツ 信仰と近代学問の相克
ページ数
306,13p
ISBN
978-4-7710-3569-0
著者情報
藁科 智恵(ワラシナ チエ)
東京外国語大学卒業。同大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了(博士)。2013‐2015年、ゲッティンゲン大学哲学部宗教学科に留学(ドイツ学術交流会(DAAD)研究奨学生)。現在、日本大学国際関係学部助教。専門は宗教学

¥8,360 税込

38 nanacoポイント

38 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

キリスト教信仰の自明性が揺らぎ、宗教的世界観が危機的情況にある中で、オットーは何を見出したのか?世紀転換期ドイツにおいて、信仰と近代学問は相互に緊張をはらんだ関係にあった。そのダイナミクスを体現する著作であるR・オットー『聖なるもの』を軸として、当時の学的議論に内在しつつ、これを深く規定していた宗教的・精神的情況を浮き彫りにする。

「信仰」と「近代学問」との葛藤
世紀転換期ドイツにおいて、信仰と近代学問は相互に緊張をはらんだ関係にあった。そのダイナミクスを体現する著作であるR・オットー『聖なるもの』を軸として、当時の学的議論に内在しつつ、これを深く規定していた宗教的・精神的情況を浮き彫りにする。

目次

序章
 はじめに
 1 先行研究・問題の所在
 2 本書の構成

第I部 宗教的・社会的情況における危機

第1章 宗教的・社会的情況
 1 教会内外の宗教的情況
 2 同時代人による宗教的情況の分析
 3 同時代人の分析に現れる「宗教的欲求」

第2章 オットーにおける宗教・政治・学問――ナウマンとの対比から
 1 ナウマンとオットー
 2 ナウマンとその活動
 3 『宗教についての手紙』
 4 オットーの書評
 5 ナウマンが辿る道、オットーが辿る道

第II部 「宗教」をめぐる学的情況

第3章 一九世紀神学における学問と実践
 1 『聖なるもの』と神学
 2 シュライアマハーの神学における学問と実践の分離
 3 リッチュル学派――イエスの倫理的像による学問と実践の統合の試み
 4 宗教史学派――歴史的方法に基づく新たな学問的神学の模索
 5 オットー『聖なるもの』と当時の神学的議論
 6 オットーの課題――学問的認識における「宗教」

第4章 カント・フリースの宗教哲学
 1 フリースの哲学の位置
 2 オットーのフリース理解
 3 フリースの哲学
 4 フリースの哲学がオットーにおいて持った意味

第5章 民族心理学において現れる宗教という主題――W・ヴントへの批判
 1 W・ヴントと民族心理学
 2 オットーのヴントへの書評
 3 オットーの感じた危機

第III部 危機への対処としての『聖なるもの』

第6章 R・オットーにおける「宗教的アプリオリ」理解――トレルチとの対比において
 1 「宗教的アプリオリ」をめぐる議論を鍵として
 2 「宗教的アプリオリ」の議論について
 3 トレルチ
 4 オットー
 5 「宗教的アプリオリ」で両者が想定すること、そのずれ
 6 オットーとトレルチ――オットーの出発点

第7章 オットーとジェイムズ――現象と実在、合理性と非合理性の間の緊張
 1 オットーとジェイムズにおける宗教現象研究
 2 ジェイムズのプ ほか

商品詳細

出版社名
晃洋書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ