〈叱る依存〉がとまらない
発売日:2022年2月
- ページ数
- 205p
- ISBN
- 978-4-314-01188-4
- 著者情報
- 村中 直人(ムラナカ ナオト)
1977年生まれ。臨床心理士・公認心理師。一般社団法人子ども・青少年育成支援協会代表理事。Neurodiversity at Work株式会社代表取締役。2008年から支援事業「あすはな先生」の立ち上げと運営に携わり、現在は「発達障害サポーター’sスクール」での支援者育成にも力を入れている
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商品説明
「叱る」には依存性があり、エスカレートしていく―その理由は、脳の「報酬系回路」にあった!児童虐待、DV、パワハラ、加熱するバッシング報道…。人は「叱りたい」欲求とどう向き合えばいいのか?つい叱っては反省し、でもまた叱ってしまうと悩む、あなたへの処方箋。
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【精神科医・松本俊彦氏 推薦!】
(『誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論』著者)
「殴ってもわからない奴はもっと強く殴ればよい?――まさか。
それは叱る側が抱える心の病、〈叱る依存〉だ。
なぜ厳罰政策が再犯率を高めるのか、
なぜ『ダメ。ゼッタイ。』がダメなのか、
本書を読めばその理由がよくわかる」
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目次
【目次】
はじめに
Part 1 「叱る」とはなにか
1 なぜ人は「叱る」のか?
▼「きちんと叱れ」「叱っちゃダメ」――矛盾する社会のメッセージ
(叱らないと叱られる/大人も子どもも叱られる/「叱っちゃダメ!」もあふれている/「叱る」は過大評価されている)
▼叱るの本質は何か?
(叱ることは他者の変化への願い/権力の非対称性という前提条件)
▼「叱る」でなければいけない理由
(叱るがはらむ攻撃性:「ネガティブな感情を与える」こと/本書における「叱る」の定義)
2 「叱る」の科学――内側のメカニズムに目を向ける
▼そのとき、脳では何が起きているのか?
▼ネガティブ感情の脳内メカニズム
(恐怖や不安に反応する「扁桃体」/苦痛や嫌悪に反応する「島皮質」/ネガティブ感情の基本は「防御システム」)
▼「学び」をもたらす欲求のメカニズム
(「報酬系回路」は新たな行動を促す「冒険システム」/人の欲求を刺激するさまざまな「報酬」/損をしてでも罰したい?)
▼「叱る」の効果と限界を考える
(効果1:危機介入/効果2:抑止力/「叱る」が効果的な方法だと誤解される理由/なぜ学びや成長につながらないのか)
Part 2 「叱る」に依存する
3 叱らずにいられなくなる人たち
▼叱ると気持ちよくなってしまう罠
(自己効力感という「報酬」/処罰感情の充足という知られざる「報酬」/「叱る」の強化と慢性化)
▼「叱る」がエスカレートしていくのはなぜか?
(慣れが事態を悪化させる/幻の成功体験/長期化する「叱られ」の弊害)
4 「叱らずにいられない」は依存症に似ている
▼依存症(アディクション)のメカニズム
(依存症(アディクション)とは?/強い快楽だけが原因ではない/根本にある「現実からの一時的逃避」)
▼〈叱る依存〉と依存症の類似点
(叱る側のニーズを満たすための「叱る」/叱る人の苦しみを和らげるために〈叱る依存〉が加速する)
5 虐待・DV・ハラスメントとのあいだにある低くて薄い壁
▼虐待の背景にある〈叱る依存〉
(「叱る」と「しつけ」の結びつき/虐待は ほか
商品詳細
- 出版社名
- 紀伊國屋書店
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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