アフガニスタン マスードが命を懸けた国
発売日:2022年4月
- ページ数
- 241p
- ISBN
- 978-4-560-09890-5
- 著者情報
- 長倉 洋海(ナガクラ ヒロミ)
1952年、北海道釧路市生まれ。写真家。同志社大学法学部卒業後、通信社勤務を経て、80年からフリーランスに。以降、紛争地や辺境に暮らす人々を精力的に取材する。83年5月、アフガニスタン抵抗運動の指導者、アフマッド・シャー・マスード(1953‐2001)に初めて会って以来、親交を深めてきた。2004年、「アフガニスタン 山の学校支援の会」を設立、マスードの故郷パンシール渓谷のポーランデ地区での学校支援を続けている。『マスード 愛しの大地アフガン』(JICC出版局)で土門拳賞、『人間が好き―アマゾン先住民からの伝言』(福音館書店)で産経児童出版文化賞、『ザビット一家、家を建てる』(偕成社)で講談社出版文化賞写真賞、『ヘスースとフランシスコ―エル・サルバドル内戦を生きぬいて』(福音館書店)でさがみはら写真賞を受賞
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商品説明
今こそ求められる、タリバンに抵抗し続けた英雄の思想と素顔。9・11以後の激動のアフガニスタン最新報告を迫真の筆で綴る!
世界でもいち早くテロ戦争を指摘し、
真のアフガン和平を信じ戦い続けたレジスタンスの英雄、マスード。
20年ぶりのタリバン復権で再びアフガニスタンは、テロの温床となるのか。
マスードが唯一心を許した友、長倉洋海がアフガニスタンの真相に迫る。
――安井浩美氏(共同通信社カブール支局通信員)推薦!
タリバンに抵抗し続けた英雄の思想と素顔
2021年8月、タリバンが首都カブールを制圧し、20年ぶりに権力を掌握した。暫定政権を発足させたが、アフガニスタンの人々は不安な日々を強いられている。
長い間、大国の侵略や周辺国の介入に蹂躙されてきた祖国アフガニスタンの自由と平和のために戦い続けた司令官アフマッド・シャー・マスード(1955-2001)。79年から10年間続いたソ連侵攻を撃退し、タリバンに最後まで抵抗したマスードは、9・11の2日前にジャーナリストを装ったアラブ人の自爆テロによって暗殺された。
フォトジャーナリストの著者は83年からマスードを取材し、彼が愛するアフガニスタンの国土を、人々を、子どもたちを撮り続け、親交を深めてきた。現在もマスードの息子や家族とつながり、アフガニスタンの学校の支援も続けている。
「マスードが生きていたら」という声がますます高まっている。諸外国の介入を排して、女性も含めた国民総選挙を実現しようとしたマスード。一方で異文化に関心をもち、イスラム社会と世界は共存できると信じて疑わなかった。昨年3月には、フランス・パリ市がマスードを讃えるため、シャンゼリゼ通りの小道に〈マスードの道〉と名付ける式典が行われた。
マスードが目指したこととは一体何だったのか。今振り返って見えてきた世界の構図とは。今もなお、人種や国境を超えて、多くの人を惹きつける彼の思想を、マスードが唯一心を許した友である著者が明かす。カブール撤退時、3千冊の蔵書を大切に持ち出した熱心な読者家であり、教育を重視した司令官の素顔にも惹かれる。
また、昨年の米軍撤退の背景とタリバンの狙い、その後の人権を無視したタリバンの暴力と女性への蛮行、外国人兵士が支えるタリバンの内実、タリバンと交渉を続けるマスードの息子アフマッド、SNSによる情報戦と支援の取り組みなど、現地に取材した最新報告を迫真の筆で綴る。我々が今後イスラムの国々や世界とどう向き合うべきかを考える上で示唆に富む。写真29点収録。
※お届け日が変更になりました
3月15日→4月1日
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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