イスラーム精肉店

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ページ数
253p
ISBN
978-4-7877-2123-5
著者情報
ソン ホンギュ(ソン ホンギュ)
孫洪奎。1975年、金羅北道生まれ。東国大学国語国文学科卒業。2001年、「作家世界」新人賞を受賞し、デビュー。その後も作品を多数発表。李箱文学賞、白信愛文学賞、呉永寿文学賞などを受賞。2010年発表の『イスラーム精肉店』で老斥里平和文学賞を受賞

橋本 智保(ハシモト チホ)
1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。朝鮮文学の訳書多数

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商品説明

その日、僕はこの世界を養子に迎えることにした―。朝鮮戦争の数十年後、ソウルのイスラーム寺院周辺のみすぼらしい街。孤児院を転々としていた少年は、精肉店を営む老トルコ人に引き取られる。朝鮮戦争時に国連軍に従軍した老人は、休戦後も故郷に帰らず韓国に残り、敬虔なムスリムなのに豚肉を売って生計を立てている。家族や故郷を失い、心身に深い傷を負った人たちが集う街で暮らすなかで、少年は固く閉ざしていた心の扉を徐々に開いていく。

〈僕は自分の体に残っている傷跡の起源を知らない。〉

「僕には故郷がない。
懐かしい原風景もなければ、見慣れたものにまつわる記憶もなかった。
だから、どこにいても僕にとっては故郷であり母国だ。
誰であろうと僕の旧友であり家族だ。」

その日、僕はこの世界を養子に迎えることにした??。

朝鮮戦争の数十年後、ソウルのイスラーム寺院周辺のみすぼらしい街。
孤児院を転々としていた少年は、精肉店を営む老トルコ人に引き取られる。
朝鮮戦争時に国連軍に従軍した老人は、休戦後も故郷に帰らず韓国に残り、敬虔なムスリムなのに豚肉を売って生計を立てている。
家族や故郷を失い、心身に深い傷を負った人たちが集う街で暮らすなかで、少年は固く閉ざしていた心の扉を徐々に開いていく。

「僕はハサンおじさんに訊きたかった。
僕の体にある傷跡は、なにを守ろうとしてできたものなの? 僕にも守るべき魂があったの?
もしあったとしたら、僕の魂はなぜいまも貧しいの? なぜ僕は肉体も魂も傷ついたの?
僕の魂は肉体を守ってやれなかったし、肉体は魂を守ってくれなかった。
ということは、僕の魂と肉体はずっとばらばらだったのだろうか??。」

韓国でロングセラー。英語版とトルコ語版も翻訳出版された話題作

商品詳細

シリーズ名
韓国文学セレクション
出版社名
新泉社
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

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