超約版方丈記
発売日:2022年3月
- ページ数
- 157p
- ISBN
- 978-4-86310-249-1
- 著者情報
- 鴨 長明(カモノ チョウメイ)
平安時代末期から鎌倉時代にかけての日本の歌人・随筆家。建暦2(1212)年に成立した『方丈記』は和漢混淆文による文芸の祖、日本の三大随筆の一つとして名高い。下鴨神社の正禰宜の子として生まれるが、出家して京都郊外の日野に閑居し、『方丈記』を執筆
城島 明彦(ジョウジマ アキヒコ)
昭和21年三重県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。東宝を経てソニー勤務時に「けさらんぱさらん」でオール讀物新人賞を受賞し、作家となる
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商品説明
800年読み継がれる名著を読み直す!コロナ禍で注目、災害文学の叡智。疫病、地震、津波…不安な今を楽に生きる26のエッセンス。
◎【養老孟司氏推薦!】
800年の時を経て蘇る、わが国最古の災害文学!
コロナ、地震、津波、貧困…
不安に苛まれる現代人のための最高の古典。
この1冊がものの見方を変える!
無常を自らの力にして、
天災と戦乱の世を生きた鴨長明(1155〜1216)。
無常とはあきらめることではなく、
次に進むための生きる知恵でもある。
そのことに気づければ、何が起ころうと悩まず、
焦らず、不安にならずにいられる。
そしてすべてを受け入れ、強くなる。
それが未来を楽しむことにもつながる。
災害文学として知られる鴨長明の名作を、
コロナ後を生き不安に苛まれる日本人に向けて、
現代語抄訳スタイルで読み直す。
「はじめに」より――
今、なぜ『方丈記』なのかといえば、新型コロナウィルスの出現によって、昨日まで元気で笑っていた人が今日はあの世へ旅立つ”無常の時代”に直面しているだけでなく、地震、暴風、竜巻、豪雨、洪水、豪雪、山火事、土石流などの天変地異が頻繁に起きているのも、『方丈記』に描かれた時代と酷似している観があるからだ。
(中略)
鴨長明には数々の先駆者としての顔がある。綿密な取材に基づく生々しい描写をした”ノンフィクションライターの先駆者”であり、前記のように出色の”災害文学の先駆者”として脚光を浴びたが、マルチな生き方も注目に値する。住む家は極端に小さく、身の回りに余計なものは置かない生活は、まさに”断捨離の先駆者”だ。
また、神職の家に生まれながら、後鳥羽上皇が用意した神職の座を拒んで脱組織を図り、好きな和歌・音楽の道に進むために出家して山奥に隠棲したが、都へ和歌を送ることは継続したので、一種の”リモートワークの先駆者”ともいえるし、人里離れたところでひそかに執筆した著作『方丈記』を発表して一躍有名人になったところなども、ちょっとこじつけめくが、”YouTuberの先駆け”と呼べなくもない。
目次
第1章 天災と人災(この世は無常、はかない 浮かんでは消える水の泡
「安元の大火」の悪夢 地獄の業火とはこれか
都の三分の一を焼失 悲惨の一言、大火の傷跡 ほか)
第2章 方丈の庵に住む(五十の春、世に背を向けた 妻子なしだから出家できた
人生の終わりが近づいたら大きな家・広い部屋は不要
身の丈に合わせた終の棲家 最後にたどり着いた理想形 ほか)
第3章 いかに生きるべきか(身のほどを知る生き方 静かで憂いのない環境
気を遣わず、遣われず自分の足で歩く暮らし
何はなくとも健康一番 常に歩き・働くのが養生 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- ウェッジ
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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