帝国のヴェール 人種・ジェンダー・ポストコロニアリズムから解く世界
発売日:2021年11月
- ページ数
- 378p
- ISBN
- 978-4-7503-5295-4
- 著者情報
- 荒木 和華子(アラキ ワカコ)
新潟県立大学国際地域学部准教授
福本 圭介(フクモト ケイスケ)
新潟県立大学国際地域学部准教授
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
人間を抑圧しつつ、それを隠蔽するもの。「帝国」は人種、ジェンダーなどによる見えない障壁、ヴェールを土台に自らを構成している。例えば黒人に貼りつく孤立や苦しみが、白人の側からは不可視のままになっているように。ヴェールに隠された人間の叫びに応答するための、ラディカルな幕開けの書。序文では、近現代世界史を再検証するために「人種資本主義」という概念を紹介・提案する。第1部ではアメリカ帝国の形成と人種とジェンダーの関わりを、第2部ではポストコロニアリズムの時代におけるジェンダーとセクシュアリティの問題を考察する。第3部では帝国日本に支配されていた東アジアの諸地域が戦後、新たな「帝国」へと再編されつつも、植民地主義の問題が根本的に清算されないまま現代に継続している問題を見つめる。
目次
序文 人種資本主義序説―BLM運動が投げかけた世界史的問い
1 帝国としてのアメリカにおける人種とジェンダーの交錯(帝国建設において人種とジェンダーはどのように関係しているのか―アメリカ帝国主義についての省察
一九世紀アメリカにおけるフリー・ラヴ思想―ロマンティック・ラヴの理想と結婚制度
黒人女性が経験した人種差別の交差性―ファニー・ルウ・ヘイマーのスピーチを通して
ポストコロニアルからポストヒューマンへ―人種、ジェンダー、種の交差)
2 ポストコロニアリズムの時代におけるジェンダー・セクシュアリティをめぐる運動と批評(クィア理論入門―鍵概念の定義
都市での安全―インドにおけるゲイ向け観光と世界化のポリティクス
FGM廃絶をめぐる歴史プロセスと新たなアプローチの可能性―『母たちの村』とナイース・レンゲテによる「男制」への着目)
3 東アジアにおける帝国とポストコロニアリズム(東アジアにおける「帝国」の構造とサバルタン・ステイト―韓国と台湾を中心に
朝鮮人新聞の歴史からたどる日本と朝鮮の「結びつき」―一九世紀後半から二〇世紀中葉に至るコロニアルな関係、その内実と展開
法と人権―「治安維持法」から「国家保安法」へ
「裏日本」脱却のヴィジョン―自立共生を目指す新潟の動きをもとに
基地引き取り運動とは何か?―無意識の植民地主義からの脱却を目指す草の根の応答)
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 19cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。