フェルメールとそのライバルたち 絵画市場と画家の戦略
発売日:2021年11月
- ページ数
- 433,36,6p
- ISBN
- 978-4-04-400678-5
- 著者情報
- 小林 頼子(コバヤシ ヨリコ)
1948年生まれ。目白大学社会学部教授を経て、同大学名誉教授。専門は17世紀オランダ美術史、日蘭美術交流史。82〜85年、ユトレヒト大学美術史研究所留学。87年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。『フェルメール論』(八坂書房)および『フェルメールの世界』(NHKブックス)の2著で第10回吉田秀和賞を受賞
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商品説明
競合2000人、流通作品500万点。繁栄と恐慌、戦争―。オランダ絵画の黄金時代は空前の競争市場だった!名画とマーケット。美術史研究の最前線。
目次
序章 静謐と喧騒
フェルメールをめぐる二つの問い
社会経済史からみるオランダ絵画
市民社会と絵画市場の誕生──17世紀オランダ小史
第一章 浮かぶか、沈むか──17世紀オランダの絵画市場
絵画市場の黄金時代
アート・マーケットの美術史
一年間に何人の画家が何点を制作していたのか
何が価格を決めるのか
第二章
フランドルに学ぶオランダ画家
拠点としての聖ルカ組合
マーケティングの場としてのアトリエ
画商を兼業する画家
パトロンとの人脈
第三章 絵画流通の五つのルート
路上の「担ぎ屋さん」
歳の市と祭り
富くじ商品としての絵画
絵画オークション
専門の画商
第四章 風俗画の成立とアート・マーケット
先導する画家、追随する画家
風俗画の誕生と展開
初期の風俗画──第一次英蘭戦争開戦まで
第五章 最盛期のオランダ風俗画家たち
風俗画最盛期の20年
ヘーラルト・テル・ボルフ──モダンな風俗画の先駆者
ヘーラルト・ダウ──ライデン細密画派の始祖
フランス・ファン・ミーリス──極まる細密画法
ハーブリエル・メッツー──大都市に賭けた移住画家
ピーテル・デ・ホーホ──アムステルダムへ移ったデルフト派
カスパル・ネッチェル──テル・ボルフの弟子
第六章 アート・マーケットの中のフェルメール
更新されるフェルメール研究
画家の生涯
作品と様式
顧客とパトロン
第七章 似ていないが似ている──画家たちの生き残り戦略
戦略としての「類似」│ 《手紙を書く女》
参照関係のダイナミズム
画家から画家へ
オリジナルと贋作
絵画理論のなかの類似と模倣
終章 未完のフェルメール
退潮するマーケットのなかで
ファン・ミーリス│ 翳りの時代のトレンドセッター
黄金期の終わりとフェルメールの晩年
あ ほか
商品詳細
- 出版社名
- KADOKAWA
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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