20世紀知的急進主義の軌跡 初期フランクフルト学派の社会科学者たち
発売日:2021年10月
- ページ数
- 246,21p
- ISBN
- 978-4-622-09044-1
- 著者情報
- 八木 紀一郎(ヤギ キイチロウ)
1947年生まれ。東京大学文学部社会学科卒。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。京都大学にて博士(経済学)。京都大学および摂南大学名誉教授。専攻は社会経済学、経済学史・思想史
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
マルクス主義の学術拠点として誕生した「社会研究所」。彼らは世界大の政治の渦の中で生き、理論を構築した。「暗い時代」を潜り抜けた挑戦と思考は今、何を語るか。
1923年にマルクス主義の学術拠点として設立された「フランクフルト社会研究所」は、やがてフランクフルト学派として20世紀の思想史に大きな役割を果たした。前年の夏、その準備集会「マルクス主義研究週間」がドイツ・チューリンゲン州のベラで開催された。参加者の集合写真に一人の日本人が写っていた。「FUKUMOTO」すなわち福本和夫であった。
著者はフランクフルト社会研究所の創設期に集った人々の行路を半世紀かけて追った。大富豪の子息であり、「複数主義的なマルクス主義」を構想した創設者ワイル。研究所の運営を担い、盟友である第二代所長ホルクハイマーを支えた「国家資本主義」の理論家ポロック。ポーランド出身で当時のマルクス経済学のキーパーソンだったグロスマン。中国革命を紹介しアジア研究を進めるなかでソ連の体制に疑問を抱き、戦後米国のマッカラン委員会で証言したウィットフォーゲル。創設前から研究所に関わった若き学究の活動家がソ連にリクルートされ、ジャーナリストの姿で中国・日本での諜報に身を投じたゾルゲ。
「思想」が現れては消える「モード」のようなものでなく、世界大の政治の渦の中での生の選択と結びついていた時代を描く。本書は日独精神史でもあり、後世に伝えるべきひとつの世代へのレクイエムとなった。
目次
第1章 初期フランクフルト社会研究所のマルクス主義と政治
第2章 創設者 フェーリクス・ワイル
第3章 研究所の執事役 フリートリッヒ・ポロック
第4章 異邦人 ヘンリーク・グロスマン
第5章 越境者 カール・A.ウィットフォーゲル
第6章 闇をまとった学究 リヒアルト・ゾルゲ
補遺 イソップのことばとしての“社会研究”―日本と欧州をつないだマルクス主義
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。