立川談志まくらコレクション これが最期の“まくら”と“ごたく”
発売日:2021年11月
- ページ数
- 255p
- ISBN
- 978-4-8019-2872-5
- 著者情報
- 立川 談志(タテカワ ダンシ)
1936(昭和11)年、東京都に生まれる。本名、松岡克由。16歳で柳家小さんに入門、前座名「小よし」。18歳で二つ目に昇進し「小ゑん」。27歳で真打ちとなり、七代目(自称五代目)立川談志を襲名する。1971(昭和46)年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選。1977(昭和52)年まで国会議員をつとめる。1983(昭和58)年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる。2011年(平成23年)11月21日、喉頭がんのため死去
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商品説明
立川談志は、1974年に若手の落語家の研鑽の為に開催開始された「にっかん飛切落語会」へ2007年まで33年間、58回ものゲスト出演をいたしました。本書は、その残された貴重な録音から“まくら”部分を抜粋して、活字化したものです。日本社会、政治、落語の本質を鋭く見極めた落語家であった立川談志は、現代社会の中で揺れ動く日本人の常識や哲学を、明確な談志の基準で現実につなぎとめる話芸を、笑いとともに披露しています。本書を紐解けば、今日の発展したネット社会、不寛容な世相、多様性の価値基準の問題点などは、すでに立川談志が語った“まくら”の中に答えが預言されていたかのような驚きがあります。
生誕85年! 世相を斬った“まくら”で知る立川談志の生き様と死に様
立川談志は、1974年に若手の落語家の研鑽の為に開催開始された「にっかん飛切落語会」へ2007年まで33年間の間、58回ものゲスト出演をいたしました。本書は、その残された貴重な録音から“まくら”部分を抜粋して、活字化したものです。日本社会、政治、落語の本質を鋭く見極めた落語家であった立川談志は、現代社会の中で揺れ動く日本人の常識や哲学を、明確な談志の基準で現実につなぎとめる話芸を、笑いとともに披露しています。
本書を紐解けば、今日の発展したネット社会、不寛容な世相、多様性の価値基準の問題点などは、すでに立川談志が語った“まくら”の中に答えが預言されていたかのような驚きがあります。
■立ち読み(1)
ジョークが人生、本当なんですよね、おれに言わせると。ジョークが本当で……、本当ってのは、捻じ曲げた世界だと思っているから。もっと言うと、落語が本当なんです。だから捻じ曲げられた常識という名の世界にいる奴らは、どうも面白くないから落語を聴くんです。夢で満足するんです。覚せい剤打ちたがるんですよ(笑)。随分、飛躍しているけどね。ヤクザが好きになる。そういうことです。手品が見たいのです。イリュージョンの世界に入りたいんですよ。
まともじゃ暮らせないから、歪めてこういう常識を作ったんでしょう? ねぇ? その常識に堪らないから、あのう、世間で言っている非常識という状況、これは元々そうなんですから。そこへ行きたがるんでしょう?
■立ち読み(2)
落語っていうのはね、あの、ありとあらゆる知識を集めてねぇ、「知識なんぞ要らねぇよ」って言ってる稼業です。これ面白い稼業でしょ? 知識を集めて、知識は要らない。なぜ集めるかって言うと、集めねぇと納得しねぇって事実があるからね。納得しなくて、ただこう、出て来てねぇ、知識も何にもなくて、何にもなくて、たいしてなくてね、「本当に知識なんぞ要らねぇよ」っていうのを観せられりゃぁ、これは最高だと思うけどね。なかなかそこへ行かないので、苦しがっているんですよ、おれも(笑)。
商品詳細
- シリーズ名
- 竹書房文庫 た5-5
- 出版社名
- 竹書房
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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