〈叫び〉の中世 キリスト教世界における救い・罪・霊性

後藤里菜/著

発売日:2021年9月

  • 〈叫び〉の中世 キリスト教世界における救い・罪・霊性
  • 〈叫び〉の中世 キリスト教世界における救い・罪・霊性
  • 〈叫び〉の中世 キリスト教世界における救い・罪・霊性
  • 〈叫び〉の中世 キリスト教世界における救い・罪・霊性
ページ数
249,106p
ISBN
978-4-8158-1040-5
著者情報
後藤 里菜(ゴトウ リナ)
1986年愛知県豊橋市に生まれる(横浜市に育つ)。2009年東京大学教養学部卒業。2019年東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得退学。現在、立教大学ほか非常勤講師、博士(学術)

¥5,940 税込

27 nanacoポイント

27 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

その“声”はどこに届くのか。中世ヨーロッパは叫び声に満ちていた―。修道士や「敬虔な女性たち」の内心の叫びから、異界探訪譚が語る罪人の悲鳴、さらには少年十字軍や鞭打ち苦行運動に伴う熱狂まで、キリスト教世界に響き渡る多様な“声”に耳を傾け、霊性史・感情史の新生面を切り拓く気鋭の力作。

中世ヨーロッパは叫び声に満ちていた――。修道士や「敬虔な女性たち」の内心の叫びから、異界探訪譚が語る罪人の悲鳴、さらには少年十字軍や鞭打ち苦行運動に伴う熱狂まで、キリスト教世界に響き渡る多様な〈声〉に耳を傾け、霊性史・感情史の新生面を切り拓く気鋭の力作。

目次

はじめに

第1章 救いの叫び、罪の叫び

A 日常的信心業、聖なる世界との繋がりにおける〈叫び〉
1 〈祈り〉と〈叫び〉
(1)修道士――神への〈祈り〉、文字上の〈叫び〉
(2)一般信徒――必死の〈祈り〉と〈叫び〉
2 聖人崇敬、奇跡の実現と〈叫び〉
(1)聖人、聖なるものへの素朴な〈叫び〉――聖人崇敬の現場から
(2)神及び守護聖人への訴え――修道院の典礼的儀式「叫び」
3 異教の「残滓」と〈叫び〉
まとめ

B 悪魔と罪人の〈叫び〉
1 悪魔と悪魔憑きの〈叫び〉
(1)激しい〈叫び〉を症状とする悪魔憑き、狂人、悪魔
(2)真実を叫ぶ悪魔憑き
2 煉獄・地獄の〈叫び〉
(1)異界探訪譚の煉獄・地獄と〈叫び〉
(2)『トゥヌクダルスの幻視』――罪深い魂たちの悲痛な〈叫び〉にあふれた地
(3)『聖パトリックの煉獄』――罪人の悲痛な〈叫び〉とキリストの名の〈叫び〉
(4)『エインシャムの修道士の幻視』――罪人の〈叫び〉の継続
3 異界からの来訪
(1)エルカン軍団
(2)罪人や悪魔の来訪と〈叫び〉の消滅
まとめ

結び

補論1 中世の音楽と〈叫び〉

第2章 「敬虔な女性たち」の叫び
――「新たな聖なる〈叫び〉」の展開

A 盛期中世以降の〈霊性〉の展開と「敬虔な女性たち」の台頭
1 霊性史の枠組み
(1)一般信徒を含む霊性史
(2)一二世紀後半から一三世紀の転換期と新たな宗教生活
2 「敬虔な女性たち」の〈霊性〉とその展開
(1)〈女性的霊性〉とは何か
(2)「敬虔な女性たち」とは誰か

B 新たな〈霊性〉と「聖なる〈叫び〉」の変容
1 救いと聖性の〈叫び〉
(1)神への〈祈り〉と〈叫び〉
(2)聖性の有無への反応の〈叫び〉
2 罪と贖いの〈叫び〉
(1)罪人・罪と〈叫び〉
( ほか

商品詳細

出版社名
名古屋大学出版会
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ