アメリカン・ルネッサンス期の先住民作家ウィリアム・エイプス研究 甦るピークォット族の声
発売日:2021年9月
- ページ数
- 382p
- ISBN
- 978-4-7503-5260-2
- 著者情報
- 小澤 奈美恵(オザワ ナミエ)
東京都立大学人文科学研究科(英文)博士課程単位取得満期退学。現在、立正大学経済学部教授。専門は、アメリカ文学・文化
大島 由起子(オオシマ ユキコ)
九州大学(文学・論文博士)、アイオワ大学大学院修士課程修了(修士)。現在、福岡大学教授。専門は、アメリカ文学
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商品説明
一九世紀に活躍したピークォット族のキリスト教牧師で著述家・ウィリアム・エイプス。その生涯や作品とアメリカ先住民文学における位置づけをその時代の先住民の社会的地位、先住民表象、主流作家との関連の中で論考する。アメリカン・ルネッサンス研究に新たな光を当てた労作。
目次
ウィリアム・エイプス関連地図(一八〜一九世紀)
フィリップ王戦争地図(一六七五〜一六七六年)
序
第I部 ウィリアム・エイプス研究
第1章 ウィリアム・エイプスの文学について
第1節 ウィリアム・エイプス先行研究
第2節 ウィリアム・エイプス略歴
第2章 自伝『森の息子』に見るエイプスの生い立ちと回心体験物語
第1節 アメリカ先住民自伝というジャンル
1 草分け的な先住民自伝の定義
2 純粋な伝統を引き継ぐ先住民自伝
3 キリスト教に改宗した先住民の自伝
4 ウィリアム・エイプスの自伝文学の位置づけ
第2節 アメリカン・ルネッサンスにおける先住民自伝――ウィリアム・エイプスの『森の息子』論
1 『森の息子』(A Son of the Forest, 1829)について
2 「回心体験物語」(Conversion Narrative)とは
3 「回心体験物語」(Conversion Narrative)とメソディスト派の利用
4 「捕囚物語」(Captivity Narrative)の逆転
5 「奴隷の体験物語」(Slave Narrative)の源流――市民権・選挙権への目覚め
6 結語
第3章 メソディスト派説教師として
第1節 千年王国論に託された先住民の復権――『キリスト王国の繁栄――説教』と『インディアン――消えた十部族』
1 千年王国論と先住民=イスラエルの消えた十部族説
2 先住民へのキリスト教布教
3 エイプスが所属したメソディスト派
4 『キリスト王国の繁栄――説教』と『インディアン――消えた十部族』
5 結語
第2節 回心体験物語とインディアンの鏡に映し出されるアメリカ社会――『五人のピークォット族キリスト教徒インディアンの回心体験物語』論
1 作品の背景
2 回心体験とインディアンの鏡
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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