アブラヤシ農園開発と土地紛争 インドネシア、スマトラ島のフィールドワークから
発売日:2021年9月
- ページ数
- 314,31,8p
- ISBN
- 978-4-588-37718-1
- 著者情報
- 中島 成久(ナカシマ ナリヒサ)
1949年鹿児島県屋久島生まれ、高校卒業まで屋久島に居住。1978年九州大学大学院教育学研究科博士課程(文化人類学専攻)中退。1978年九州大学教育学部附属比較教育文化研究施設助手。1982年法政大学第一教養部助教授、教授を経て、2000年国際文化学部教授。2020年大阪大学博士(国際公共政策)、法政大学名誉教授。退職後屋久島に帰郷
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商品説明
私たちの食生活と消費文化に不可欠となったパーム油。しかし、グローバルな生産量の約6割を誇るインドネシアではいまなお、オランダ植民地時代のプランテーション経営や、開発独裁政治に淵源する土地紛争、違法な入植行為や環境破壊、先住民や移民労働者の人権をめぐるトラブルが後を絶たない。集団間の暴力や排除が生じるメカニズムを、長期にわたる現地調査から明らかにする人類学の成果。
私たちの食生活と消費文化に不可欠となったパーム油。しかし、グローバルな生産量の約6割を誇るインドネシアではいまなお、オランダ植民地時代のプランテーション経営や、開発独裁政治に淵源する土地紛争、違法な入植行為や環境破壊、先住民や移民労働者の人権をめぐるトラブルが後を絶たない。集団間の暴力や排除が生じるメカニズムを、長期にわたる現地調査から明らかにする人類学の成果。
目次
序
用語・略語解説
序章 アブラヤシ農園開発と土地紛争
第1節 研究の目的──インドネシアの土地政策、共有地権、ヘゲモニー関係
第2節 研究の背景、方法
1 土地紛争から見えるインドネシアのポスト・コロニアリズム的状況
2 共有地権をめぐる理念と現実
第3節 土地紛争を誘発するアブラヤシ農園開発
1 アブラヤシ農園の面的拡大
2 土地の収奪
3 土地紛争の現状
第4節 本書の構成
第I部 土地紛争の淵源
第1章 共有地権の歴史的展開
第1節 改革時代の共有地権
1 改革時代以前──共有地権の承認と否定
2 改革時代──共有地権の承認への動きとその限界
2?1 土地関連法改革の流れ
2?2 先住民族なのか、慣習法共同体なのか──用語をめぐる混乱
第2節 西スマトラ州における共有地利用と管理主体の変遷
1 カパロ・ヒラランの闘い
1?1 永借地権の設定から軍による支配まで
1?2 人々の闘いと共有地利用の混乱
1?3 カパロ・ヒラランの最近の動きについて
2 ミナンカバウ社会における共有地権の歴史的変遷
2?1 ミナンカバウにおける三つの共有地
2?2 共有地への永借地権の設定
2?3 オンビリン炭鉱での永借地権
2?4 ナガリ条例
2?5 一九七九年村落法(西スマトラ一九八三年施行)
3 改革時代、一九九九年地方自治法によるナガリの復活
第2章 大農園に有利な土地分配政策への転換
第1節 インドネシアにおけるアブラヤシ産業の発展
第2節 中核農園方式から提携政策への転換
1 PIR方式の変遷
1?1 PIR方式変遷の過程
1?2 寛大な土地配分から面倒な方式への転換
2 小農と大農園との ほか
商品詳細
- 出版社名
- 法政大学出版局
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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