夕闇の時代 大戦間期のイギリスの逆説

  • 夕闇の時代 大戦間期のイギリスの逆説
  • 夕闇の時代 大戦間期のイギリスの逆説
ページ数
369,88p
ISBN
978-4-7985-0314-1
著者情報
オヴァリー,リチャード(オヴァリー,リチャード)(Overy,Richard)
1947年生まれ。イギリスの歴史家。現在、エクセター大学名誉研究教授。第二次大戦とナチス・ドイツについて多数の著作をもつ

加藤 洋介(カトウ ヨウスケ)
1972年生まれ。西南学院大学外国語学部教授

¥7,920 税込

36 nanacoポイント

36 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

大戦間期のイギリス人はファシズムと共産主義の台頭をどうとらえたか。不安と恐怖と黙示録的幻想が織り成した1920年代と30年代の文化史を、稀代の歴史家が膨大なアーカイヴ資料から読み解く。

第一次大戦をヨーロッパ文明の衰亡の過程として受け止めた大部分のイギリス人は、戦争を勝利で終えたにも関わらず、不安と恐怖と黙示録的幻想をもちつづけ、危機の言説を形成した。終戦は新しい時代のはじまりというよりも、むしろもっと恐ろしい災禍へ向かう通過点として捉えられたのだった。

災禍を未然に防ごうと、大規模な反戦運動が展開され、歴史学、経済学、心理学、生物学、遺伝学などの一連の科学者は戦争の原因を究明しようとした。トインビー、ホブソン、ケインズ、ウェブ夫妻、フロイト、ハクスリー兄弟、ウェルズら著名な知識人たちを本書はとり上げ、彼らは大戦間期の不安の文化のなかで同じ課題を共有したと論じる。
しかし、こうした努力にも関わらず、根本的な解決策を見出すことは叶わなかった。不況、人口危機、スペイン内戦といった一連の出来事を経て、ヒトラーのナチズムの脅威に直面したとき、イギリス国民は文明を救うためにヒトラーと戦うことを決意した。
イギリスの稀代の歴史家が、不安と恐怖と黙示録的幻想に彩られた戦間期を、膨大な一次資料の調査により解明した文化史研究の大著。

目次

序および謝辞
通貨の単位について
年譜と概説(1919年?1939年)

序論  大戦間期のカッサンドラたちとエレミヤたち

1 衰亡と崩落

2 資本主義の死

3 民族の肉体を蝕む病気

4 医薬であり、毒薬でもある  精神分析とその社会的衝撃

5 なぜ戦争は起こるか

6 死への抵抗

7 ユートピア政治学  治療法か、それとも病気か

8 「死の船」の航行  戦争へ向かう世界

9 病的な時代

訳者あとがき

図版
索引

商品詳細

出版社名
九州大学出版会
サイズ
22cm
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:The Twilight Years

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ