ポール・ロワイヤル論理学

  • ポール・ロワイヤル論理学
  • ポール・ロワイヤル論理学
ページ数
476,11p
ISBN
978-4-588-15120-0
著者情報
アルノー,アントワーヌ(アルノー,アントワーヌ)(Arnauld,Antoine)
1612‐1694。17世紀フランスを代表する神学者・哲学者。若くしてデカルトの影響を強く受け、『省察』への『第4反論』(1641)を執筆した。ソルボンヌで神学博士となったが、ジャンセニスムの側からイエズス会を批判したことでソルボンヌを追われた。その際、友人パスカルの支援を受ける。パリ郊外ポール・ロワイヤル修道院の学校で教えた。1679年ベルギー・オランダに亡命したが、知的活動は衰えずマルブランシュやライプニッツと書簡で論争した。ブリュッセルで死去

ニコル,ピエール(ニコル,ピエール)(Nicole,Pierre)
1625‐1695。フランスの神学者・モラリスト。シャルトルに生まれ、パリで神学を学んだ。ジャンセニストの一人としてポール・ロワイヤル運動に深くかかわり、修道院で文学と哲学を教えた。劇作家ラシーヌはそのときの生徒の一人であり、ギリシア語を教えた。アルノーとともにベルギー・オランダに亡命したが、のちにパリに帰り死を迎えた

山田 弘明(ヤマダ ヒロアキ)
1945年生。京都大学文学研究科博士課程修了。博士(文学)。名古屋大学名誉教授。専門は西洋哲学

小沢 明也(オザワ トシヤ)
1962年生。北海道大学文学研究科博士後期課程単位取得。修士(文学)。東洋大学非常勤講師。専門は中世・近世哲学

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商品説明

17世紀のジャンセニズムの拠点として著名なポール・ロワイヤル修道院。そこでアルノーとニコルが執筆した本書は、デカルトやパスカルの最新哲学を取り入れた論理学の教科書であり、現代までフランス人の思考方法の規範となった古典である。リセや大学で使用され、翻訳を通じて広く西洋知識界に浸透し、フーコー『言葉と物』でも扱われた著名なテクストを、1683年の第5版からついに全訳。

17世紀のジャンセニズムの拠点として著名なポール・ロワイヤル修道院。その学校でアルノーとニコルが執筆した本書は、デカルトやパスカルの最新哲学を取り入れた論理学の教科書であり、現代までフランス人の思考方法の規範となった古典である。リセや大学で使用され、翻訳を通じて広く西洋知識界に浸透し、フーコー『言葉と物』でも扱われた著名なテクストを、1683年の第5版からついに全訳。

目次

新版へのまえがき
はしがき

第一講話  この新しい論理学の計画が示される

第二講話  この論理学に対してなされた主要な反論への答弁が含まれる

論理学あるいは思考の技法

第一部 観念についての反省、あるいは認知すると呼ばれる精神の最初のはたらきについての反省が含まれる

第一章  その本性と起源にしたがって考察された観念について
第二章  その対象にしたがって考察された観念について
第三章  アリストテレスの十のカテゴリーについて
第四章  ものの観念およびしるしの観念について
第五章  その合成性あるいは単純性にしたがって考察された観念について。ここでは抽象あるいは正確さによって知る仕方が語られる
第六章  その一般性、特殊性、個別性にしたがって考察された観念について
第七章  五種の普遍的な観念、すなわち類、種、種差、特性、偶有性について
第八章  複合語およびその普遍性あるいは特殊性について
第九章  観念の明晰さと判明さ、およびその曖昧さと不明瞭さについて
第十章  道徳から引き出された不明瞭で曖昧な観念のいくつかの例
第十一章 われわれの思考や言説を不明瞭にするもう一つの原因について。それは、われわれがそれらを語に結びつけることにある
第十二章 語の不明瞭さから生じる、思考や談話の不明瞭さの救済策について。ここでは用いられる名前を定義する必要性と有用性、および実在的定義と名目的定義との差異が語られる
第十三章 名目的定義に関する重要な考察
第十四章 他の種類の名目的定義について。それによって名前が慣用的に意味しているものが示される 
第十五章 精神が、語によって正確に示されている観念に付け加える観念について

第二部 判断について人が反省してきたことが含まれる

第一章  命題との関係における語について
第二章  動詞について
第三章  命題とは何か。四種類の命題について
第四章  同じ主語と同じ述語をもつ命題間の対当について

商品詳細

出版社名
法政大学出版局
サイズ
22cm
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:La logique ou l’art de penser 原著第5版の翻訳

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