人的資源管理論
発売日:2021年8月
- ページ数
- 242p
- ISBN
- 978-4-910132-13-6
- 著者情報
- 李 炳夏(リ ビョンハ)
1962年生まれ。阪南大学経営情報学部教授。東京大学大学院経済学研究科博士(2010年)。サムスン電子、日本サムスン、サムスン経済研究所常務を経て、2014年から現職
朴 祐成(パク ウソン)
1962年生まれ。韓国、慶煕大學校経営大学経営学科教授。フランスHEC(Ecole des Huates Etudes Commerciales)経営学博士(1996年)。韓国労働研究院研究委員を経て、2001年から現職
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商品説明
この本は、基本的には大学受講生たちのために初めて作ったテキストであるが、企業の人事管理実務担当者にも役に立つことを期待しながら書いたものである。特に注意を払ったのは、概ね次のような 5 つのポイントである。
(1)人事部の役割にフォーカシング
人的資源管理論の教科書は、人的資源管理の機能的部分(人事制度)に関連する内容が主流であるが、本書は、その人的資源管理機能を担っている「人事部とその役割」をメインテーマにしている。本書では人事部の形成と発展の歴史を踏まえて、これからの人事部の役割変化に焦点を合わせてみた。具体的には、ANT の言う「アクター」として、人事制度やシステムという「ネットワーク構築者」の役割、若しくは「翻訳代理人」としての役割にフォーカシングする。
(2)理論と実務の連携
現在、企業人事管理実務の世界では「HR Tech」という流行り言葉のもとで、さなざまな試みが行われており、関連サービスを提供する企業も雨後の筍のように増えている。経営学は、そもそも理論ありきではなく、実務の世界で起こった様々なケースが、後にまとめられ体系化されたものなので、第4次産業革命の時代であると言われれた今の状況についても何か新しいフレームが必要ではないかと思われる。本書で ANT という、まだ一般には馴染みのない理論をベースに比較的新しい観点の人的資源管理論を展開してみようと試みた所以である。
(3)読者目線のテキスト
紙媒体よりスマホやタブレットに馴染んでいる近年の若者たちの特性を考慮し、電子媒体で読みやすい電子書籍の判型を選択した。また、ビジュアル世代向けに相応しく、文字だらけの説明よりは、なるべく図表や箇条書き形式を多く活用したことも特徴である。
(4)考える力の涵養
グーグリングで簡単に入手できる短編的な知識の伝達ではなく、体系的な思考と考える力を身に付ける訓練になるよう、それぞれの章末(Discussion 部分)に、授業内でグループ討議のテーマとして活用できる論題を提示した。学習仲間との議論やプレゼン練習を通じて実際に自分の立場や考え方を確立していってほしい。
(5)日本型人的資源管理論の再評価
人的資源管理という言葉自体が日本生まれではないので仕方ない部分もあるが、第三者である外国人の目からすると、日本企業には戦前はもちろん戦後の高度成長期を経て、グローバル経済を牽引しながら独自に発展させてきた優れた人事組織マネジメントの伝統がある。アメリカンスタンダードの対せき点にある日本型の経営や人的資源管理は、今後もその潜在力を失うことはないと考えられる。筆者たちの今までの経験から得られた知見で書いた本書が日本の大学生たちに日本型人的資源管理のこれまでと、これからを考えるきっかけになることを願いたい。
最後に、この本は、筆者たちの知っている限り …
商品詳細
- 出版社名
- 博英社
- サイズ
- 21×30cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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