刑務所の生活水準と行刑理論

大谷彬矩/著

発売日:2021年9月

  • 刑務所の生活水準と行刑理論
  • 刑務所の生活水準と行刑理論
ページ数
276p
ISBN
978-4-535-52603-7
著者情報
大谷 彬矩(オオタニ アキノリ)
1988年山口県に生まれる。2017年九州大学大学院法学府博士後期課程修了、博士(法学)、九州大学大学院法学研究院助教。2019年立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構専門研究員。2020年日本学術振興会特別研究員PD

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商品説明

刑務所の生活水準について、諸概念や刑罰論
・処遇論を手がかりとした理論研究に加え、
生活水準を規定する概念の生成過程に着目し
た歴史研究、そしてドイツ行刑を対象とした
比較法研究を通じて、刑務所の目指すべき方
向性の提示を試みる。
日本の刑務所の生活水準は、漠然と「恵まれ
ている」という評価をされがちであるが、実
際には様々な制約を課され、他者との自由な
コミュニケーションをとることもままならな
い。また生命や健康を守る医療も貧弱な刑務
所内の生活実態を見れば、その評価は揺らぐ。
一方、受刑者処遇について国際社会のスタン
ダードを定めた国際人権文書や、ドイツの法
律の中には、社会との同一化という原則が定
められている。同一化原則とは、「刑務所に
おける生活は、社会の生活状態にできる限り
同一化されるものとする」という内容の指針
のことである。この原則は時代が下るにつれ
て重みを増していき、今では、行刑の基本原
則としての地位を確立するに至っている。こ
こにはそもそも日本と発想の違いがあること
が見てとれる。
この違いはなぜ生じるのであろうか。本書
は、そのような疑問から出発した。

商品詳細

出版社名
日本評論社
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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