貧困パンデミック 寝ている『公助』を叩き起こす
発売日:2021年7月
- ページ数
- 222p
- ISBN
- 978-4-7503-5239-8
- 著者情報
- 稲葉 剛(イナバ ツヨシ)
1969年、広島県広島市生まれ。1994年から路上生活者を中心とする生活困窮者への支援活動に取り組む。一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事、認定NPO法人ビッグイシュー基金共同代表、住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人、生活保護問題対策全国会議幹事、いのちのとりで裁判全国アクション共同代表、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科客員教授
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商品説明
2020年春以降、生活困難な層が急速に拡大し、貧困の現場でも緊急事態が到来した。「誰も路頭に迷わせない」と立ち上がった著者たちの支援活動記録と政策への提言。
2020年来のコロナ禍は、女性や若者等の貧困問題を可視化させた。長年、住居支援を中心に困窮者支援に取り組んできた著者が、コロナ禍の生活困難層への支援活動の記録を綴り、すべての人に健康で安全な生活が確保されるため必要な政策について提言する。
目次
はじめに――2019年〜2020年、冬
第1章 2020年春
【2020年3月】緊急提言:コロナ対策は「自宅格差」を踏まえよ――感染も貧困も拡大させない対策を
◆温存されてきた「自宅」をめぐる格差
◆「自宅を失わないための支援」と「自宅を失った人への支援」の強化を
【2020年3〜4月】もう一つの緊急事態――「誰も路頭に迷わせない」ソーシャルアクションの記録
【2020年4月】ネットカフェ休業により路頭に迷う人々――東京都に「支援を届ける意思」はあるのか?
◆ネットカフェにも休業要請、半月で100件を超える緊急相談メール
◆女性の相談が2割を占める
◆ホテルに入居できた人は全体の1割強
◆都の支援策はあったが、路上生活に追いやられた人たちも
◆相部屋に誘導される問題も、あまりに不衛生すぎる宿泊施設
◆緊急宿泊支援に関する広報をほとんど行っていない東京都
【2020年5月】生活保護のオンライン申請導入を急げ
◆急速に拡大する国内の貧困、2日間で5000件の電話相談
◆住居確保給付金の制度は改正されたが
◆厚労省が自治体に手続きの簡素化を求める事務連絡
◆生活保護のオンライン申請の早期導入を要望
◆生活保護の相談を受ける福祉事務所の職員体制は手薄に
第2章 2020年夏
【2020年6月】世界中の路上生活者を支えた猫の死――「反貧困犬猫部」と「ボブハウス」
◆「毎朝起き上がる理由」を与えてくれた猫
◆ボブが支えた世界中の路上生活者
◆「反貧困犬猫部」を結成、ペット連れで路頭に迷う人を支援
◆ペット可シェルター「ボブハウス」開設へ
【2020年7月】「感情」や「通念」で切り崩される人権保障――名古屋地裁で出された2つの判決を批判する
◆6人に1人が月手取り10万円以下の生活
◆一部の政治家が生活保護バッシングを主導
◆全国各地で生活保護基準引き下げの違憲性を問う裁判
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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