残余の声を聴く 沖縄・韓国・パレスチナ
発売日:2021年7月
- ページ数
- 278p
- ISBN
- 978-4-7503-5224-4
- 著者情報
- 早尾 貴紀(ハヤオ タカノリ)
1973年生まれ。東京経済大学教員。ヘブライ大学およびハイファ大学に客員研究員として2年間在外研究。パレスチナ/イスラエル問題、社会思想史
呉 世宗(オ セジョン)
1974年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了。博士(学術)。2011年から琉球大学人文社会学部教員。在日朝鮮人文学研究
趙 慶喜(チョ キョンヒ)
1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。東京外国語大学にて博士(学術)取得。2004年からソウル在住。現在、聖公会大学東アジア研究所教員。歴史社会学、マイノリティ研究
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商品説明
沖縄・韓国・パレスチナの「三点観測(2019〜2020年)」から浮かび上がる、世界/日本の植民地主義とバックラッシュの構造。
世界の各国で、リベラリズムにもとづく民主主義が行き詰まり、排外主義的な傾向を強めている。日本もまたアジアの民主化に背を向け、米軍に依存した米中新冷戦構造に自ら組み込まれようとしている。2019年5月から2020年9月までの1年半にわたって、沖縄、韓国、パレスチナを参照点におく、三人の気鋭の研究者が、世界と日本のバックラッシュの諸相を「三点観測」によって浮かび上がらせ、われわれが今どこにいるのかを明らかにする。
目次
声のはじまり――序に代えて[早尾貴紀]
第I部 島(辺境)/主体と他者
I‐1 「オール沖縄」という主体とその危機[呉世宗]
I‐2 難民の島、平和の島――済州島[趙慶喜]
I‐3 〈辺境=最前線〉、そして〈極限〉としてのガザ地区[早尾貴紀]
第II部 現代的暴力の所在
II‐1 東アジアの米軍基地のなかで重なり合う暴力、浮かび上がる歴史[呉世宗]
II‐2 韓国の「フェミニズム・リブート」その後――日常のジェンダー暴力を可視化すること[趙慶喜]
II‐3 「パレスチナの民族浄化」の完成形態としての「ユダヤ人の国民国家法」[早尾貴紀]
第III部 歴史認識と過去の清算
III‐1 沖縄戦時の朝鮮人の歴史を掘り起こす[呉世宗]
III‐2 否定の時代にいかに歴史の声を聴くか――「反日種族主義」と韓国/日本[趙慶喜]
III‐3 新型コロナウイルスの流行で露呈するレイシズム――イスラエルの科学的言説による歴史修正主義[早尾貴紀]
第IV部 主権の残余から
IV‐1 沖縄で政治化するウイルスとつながるディスタンス――開かれた現場、開かれた歴史に向けて[呉世宗]
IV‐2 韓国の「慰安婦」運動、そして民主化を内破する「複数の政治」[趙慶喜]
IV‐3 BLM運動の広がりのなかでPalestinian Lives Matterにならないのはなぜか?[早尾貴紀]
鼎談――声に耳を澄ませたあとで
あとがき[趙慶喜]
あとがき[呉世宗]
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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