パライソの島
発売日:2021年6月
- ページ数
- 161p
- ISBN
- 978-4-434-29040-4
- 著者情報
- 竹山 和昭(タケヤマ カズアキ)
1953年長崎県五島市に生まれる。大学卒業後、日本製鉄の子会社入社。(現日鉄興和不動産)定年前に早期退職し、東京で不動産会社経営。現在は、茨城県牛久市で障害者や児童向けの特定相談事業所を運営し、障害者福祉と自然農業に取り組んでいる
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商品説明
信仰の自由と平穏を求めて竹島探索に出かけた若者たちがいた。本書は、差別と貧困のなかで助け合いながら教会堂の建設をした小さな島の物語である。
念願であった長崎県五島列島を巡る旅に出た二人。しかし、それは百五十年前、この地で多数の潜伏キリシタンが命を落とした苦難の歴史を追体験する旅でもあった。――慶応三年、野崎島から六名の若者が洗礼を受けるため、長崎の大浦天主堂へ船出した。しかし、進路を誤り遭難。幸運にも救助されトカラ列島で百日余を過ごし、五島への帰途に就く。幕府は倒れ、新たな時代が訪れると思われたが、新政府もキリシタン禁制を続け、弾圧の嵐が吹き荒れ、不気味な空気に支配されていた。五島でも信者達に凄まじい拷問が加えられていた。明治六年二月、政府よりキリシタン禁教の高札が撤去された。しかし、キリスト教が公認されるまでに、実に二百五十余年もの時間を要した。――私は眼下に広がる真っ白な砂浜を見ながら、百五十年前にこの地域一帯で吹き荒れたキリシタン弾圧下、まさにこの地で生まれ、そして死んでいった若者達の一生を思った。
目次
プロローグ/野崎島行き/第一章/旧野首教会/信徒発見/北魚目/島の若者たち/長崎/笛吹の町/洗礼/第二章/新天地/竹島へ/漂流/上陸/帰郷五島崩れ/教会堂の建設
商品詳細
- 出版社名
- 風詠社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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