シリーズ「日本の開発協力史を問いなおす」 7「開発協力のつくられ方 自立と依存の生態史」

発売日:2021年5月

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巻の著者
佐藤仁/著
巻の書名
開発協力のつくられ方 自立と依存の生態史
ページ数
334p
ISBN
978-4-13-034326-8
著者情報
佐藤 仁(サトウ ジン)
東京大学東洋文化研究所新世代アジア研究部門教授。1968年生まれ。ハーバード大学ケネディ行政学大学院修士課程修了、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授などを経て現職。プリンストン大学東アジア学部・客員准教授、同大学国際政策大学院客員教授などを歴任

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商品説明

「問題案件」の追跡から、ODAを生き物として再構築する。自立への開発協力は正しかったのか?「可能性としての依存」が塗り替える戦後援助史。“いまだ語られざる”アジア・世界の中の日本近現代のあゆみ。

目次

序 章 開発協力を引き出す力
 第1節 開発協力の不思議
 第2節 自立に向かう依存
 第3節 本書に通底する方法
 第4節 開発と進歩
 第5節 本書の構成


第1部 走り出す経済協力――1954-65年前後

第1章 自立の夜明け――戦後日本を東南アジアに押し出した力
 第1節 自立のための経済協力
 第2節 開発協力の水脈
 第3節 経済協力推進体制の形成
 第4節 一元化の夢と挫折
 第5節 民間主導の経済協力
 第6節 経済協力を押し出した米国と日本企業

第2章 開発の東南アジア――援助の受け入れ体制はどうつくられたのか
 第1節 援助受け入れ体制への着目
 第2節 フィリピン――米国の介入体制
 第3節 インドネシア――自力更生と援助依存
 第4節 タイ――西欧式開発計画の導入
 第5節 「受け入れ体制」をつくらせた力――3カ国の比較
 第6節 受け入れ体制の外発的な構築 

第3章 逆風の現場――信頼が国境を越える条件は何か
 第1節 国から人へ――穂積五一の理想と挫折
 第2節 専門家/技術指導者の派遣
 第3節 人材の受け入れ――研修生と留学生
 第4節 経済協力への夢と失望――穂積五一の目
 第5節 個人の自立と国境の越え方


第2部 経済協力から開発援助へ――1966-89年前後

第4章 後発援助国への圧力――日本はなぜ「援助大国」になれたのか
 第1節 援助予算の急増を問う
 第2節 DACと米国――援助の量・質に対する圧力
 第3節 国内の利害構造――援助行政と民間企業
 第4節 地域研究者――国策との距離
 第5節 受け身の攻め
 第6節 援助の拡大を促した外圧,国内利害,地域研究者

第5章 権威主義体制の援助吸収――援助は東南アジア諸国家に何をしてきたのか
 第1節 東南アジアの開発主義――援助は開発国家にとって何だったのか?
 第2節 マルコスのフィリピン
 第3節 スハルトのインドネシア
 第4節 プレーム‐タノムのタイ
 第5 ほか

商品詳細

出版社名
東京大学出版会
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

注意事項

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